「マーキュリー通信」no.5419【知らぬが佛と知ってる佛-17「それでも庶民の怒りが反映された都知事選」】
都知事選は、予想通り小池都知事の圧勝でした。得票数は約292万票だったので44.7%でした。
しかし、テレビに概ね露出したのは、上位3名(石丸、蓮舫)だったので、この3名の得票率は587万票、85.3%でした。
ということはアンチ小池が半数近くいたことになります。
選挙戦のメディアを支配した電通の勝利ともいえます。
メディアに露出しなくても、アンチ小池票として利権構造に反対する田母神候補以下10万票以上の得票者が4名もいました。合わせて66万票だったので、都民の怒りが反映された選挙ともいえます。
さらに今回投票率が前回より5.62%増えて60.62%だったとはいえ、棄権した都民が4割450万人もいたことです。
彼らは最大の無党派層です。もしこれを沈黙の反対票捉えると、小池支持は都民全体のわずか25.7%にしか過ぎません。
要するに、都民4人に一人しか支持されていないことになります。
それにしても残念です。都知事選は大選挙区制の下、民意が一番反映される選挙です。
政治への無関心は、利権構造を助長することを改めて認識させられました。
第1位 小池都知事(71歳) 約292万票
第2位 石丸伸治(前広島件安芸高田市長41歳) 約166万票
第3位 蓮舫(立憲民主党、共産党推薦 56歳) 約129万票
第4位 田母神俊雄(元航空自衛隊幕僚長 75歳) 約27万票
第5位 安野たかひろ(AIエンジニア33歳) 約15.5万票
第6位 内海聡(現役医師 50歳) 約12.2万票
第7位 ひまそらあかね(作家)約11万票
10万票以上獲得した候補は7名いました。計653万人でした。
投票者数は688万人だったので上位7名で95%でした。
※東京都の有権者数は約1135万人
選挙演説で、小池都知事は、都民のための政治とリップサービスしています。
しかし、知ってる佛は、あなたの心の奥底まで覗いていますよ。
小池都知事の、勝利の顔を拝見しましたが、利権構造の臭いがぷんぷん臭ってきました(^人 ^;)
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