「マーキュリー通信」no.5435【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-143「後期高齢者の老後の生活を考えていない行政」】
東京都後期高齢者医療広域連合から簡易書留が届きました。
封を開けたら、8月1日から1年間有効の保険証でした。
先日5月の誕生日を迎える前に7月末まで有効の保険証が届いたのに、ずいぶん無駄をしていると思いました。
書類には、今年12月2日から保険証とマイナンバーカードが一体となり、マイナンバーカードがいかに恩典があることを訴えています。最大2万円のインセンティブをつけて国民を誘導しようとしています。
お役所仕事のお役所がここまでマイナンバーカードの普及に躍起になっているのは何か裏があると勘ぐりたくなります。
マイナンバーカードは、今後政府が国民の個人情報を一元管理する為なので、私は加入する意志はありません。
厚労省の資料では年金収入153万円相当以下の後期高齢者は、何と6割もいるそうです。
仮に最高の153万円の収入でも、健康保険料、介護保険料、そして税金を差し引くと、実質手取り月額10万円以下で生活をしろということになります。
次に一定以上の収入があるとされる後期高齢者は153~211万円となっています。
同様に、健康保険料、介護保険料、そして税金を差し引くと、例え持ち家があっても厳しい後期高齢者の生活となります。これが持ち家なしでは憲法で保証する生活などとうてい望めず、憲法違反ですよね。
幸い私の場合、3番目の現役世代並みの収入があるので、後期高齢者になってから保険料の負担が一気に2倍となり、夫婦で年間介護保険料も含めると年間50万円の出費となります。
これに所得税が数十万円加算されます。
今年後期高齢者になって改めて国の社会保障制度は破綻しており、無理があると感じました。
現在、現役世代2人に一人の高齢者を支える逆ピラミッド構造が、少子高齢化の進展に伴い、現役世代の負担はさらに増し、同時に高齢者の負担もどんどん増していきます。
さらに年金は団塊の世代が食いつぶしてしまうので、これからの世代は税負担がさらに過酷なモノとなっていくことが予想されます。
私と同じ団塊の世代の協同組合事業ケイ・ケイネットワークグループ(現在の年商1000億円超)高井利夫会長は、将来大多数の国民が食べていけない時代が来ると予測していました。もはや國に頼れない時代の到来を予測していました。
同事業で大成功した高井会長は、最後の社会貢献事業として、22年前に個人向けの福利厚生事業として全国福利厚生共済会(全厚済)を立ち上げました。
全厚済は開始から10年間は赤字でしたが、その赤字を高井会長の会社で負担してきました。
10年後、黒字転換を機に、利益を追求しない社会貢献団体一般財団法人全国福利厚生共済会として再発足しました。
毎月4千円の会費ですが、その会費全てを我々のために還元して頂いています。
共済が掲げる相互扶助の精神と自助努力で、第2の年金を確保できる仕組みを創りました。
私自身も仕事として取り組み一生涯困らない収入を得ることができ、高井代表理事には感謝しています。
改めて高井会長の先見力と人間性、経営力に敬服します。
5月の誕生日に「人生100年時代をピンピンコロリで10倍楽しく生きる極意」をアマゾンから電子出版しました。
私の人生100年時代を楽しく生きる極意を書いていますので、是非アクセスしてみてください。
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