「マーキュリー通信」no.5476【ワンポイントアップの幸福力-80「汝の隣人を愛せよ!」】
NHK Eテレの「100分で名著」、今回は「新約聖書 福音書」(若松英輔著)でした。
「100分で名著」とは、過去の名著を1回25分x4回=100分で著者を招き、インタビュー形式で解説していきます。
正直良く理解できませんでした。
新約聖書 福音書には、簡単なことを難解に書いてあります。
それを著者がわかりやすく解説してくれます。
それでもイエス・キリストの言葉があまり伝わってきませんでした。
イエスが磔で処刑される前に12大弟子のユダが裏切ったことは有名な話です。
しかし、他の弟子もイエスが磔にあうことを知っているにも拘わらず、イエスのことを知らないと嘘をつきます。
結局、12大弟子全員が救世主イエスを裏切ったことになります。
さてキリスト教のことを知らない私でも「汝の隣人を愛せよ!」は知っています。
私の疑問は、それなのになぜ白人は2千年の歴史の中で、同じ白人同士で血と血を流しながら争い、さらには白人以外の黒人、黄色人種が住んでいるアフリカ、アジア、さらには中南米と侵略し、現地の先住民を略奪、殺戮していったのかでした。
4回の講義の中で、イエスは白人だけを愛せよとは一言も言っていません。
イエスの死後2千年、白人が行ってきたことはまさに野蛮人そのものです。
イエスの一番基本的な「汝の隣人を愛せよ!」が浸透していません。
彼らは死後当然地獄に墜ちます。
仏教では輪廻転生の教えがあり、地獄で反省した後に、天国にまた戻ります。
この教えがキリスト教にはないのでしょうか。
少なくとも4回の解説ではその部分がありませんでした。
私の疑問を解いて頂ける読書がいたら幸いです。
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