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2024年8月15日 (木)

「マーキュリー通信」no.5482【知らぬが佛と知ってる佛-29「太平洋戦争は2人の狂人ルーズベルトによって仕掛けられた!」】


本日は79回目の終戦の日です。
毎年この時期になると、戦前戦後の正しい歴史観を得るために関連書籍を読んできました。

日本の正しい歴史を学べば学ぶほど、日本は世界最古の文明を誇る世界最大の文明国家だったことが分かります。

ユーラシア大陸をはさんだ二つの島国、日本と英国は全く異なる価値観ということもよく理解できました。

即ち、英国は大英帝国として世界一繁栄した国家でしたが、特に産業革命以降、アジア、アフリカを植民地化しました。
植民地化した国々の資源を収奪し、自国の繁栄の為に利用してきました。また、不足している労働力は奴隷として確保してきました。
英国に倣い、スペイン、ポルトガルを始め他の欧州各国も同様です。中南米に侵略し、インカ帝国、アステカ帝国を滅ぼしました。ブラジルの公用語がポルトガル語、それ以外はスペイン語なのは侵略の名残です。

英国から独立した米国も同様の価値観です。
北米大陸には先住民がいるにも関わらず、野蛮な先住民に先進宗教キリスト教に改宗させ、民主化するという大義の下、先住民族を侵略していきました。


鈴木壮一著「日本征服を狙ったアメリカのおれんじ計画と大正天皇」(経営科学出版)は、米国の野蛮性を見事に書き著した名著です。

19世紀末から、米国は、ドイツ、フランス、ロシア、日本を敵国と見なし、征服計画をカラー化しました。日本征服はオレンジ計画と名付けました。

日本征服は、セオドア・ルーズベルト大統領が発案し、甥のフランクリン・ルーズベルト大統領に引き継がれました。

オレンジ計画がスタートしたのは、1897年(明治30年)でした。ハワイ侵略そして併合した1898年の前年でした。
当時、セオドア・ルーズベルト大統領は、もし日本がハワイ併合に反対するようなら、それを口実に一気に日本侵略をしようと思っていました。
当時、ハワイ国王は、米国侵略の脅威を明治天皇に打診しますが、米国の脅威を怖れて、助けることができませんでした。

しかし、当時日本侵略の大義名分がなかったので、計画に止まっています。
日本征服の目的は、英国が日本を征服していないこと。だから日本は太平洋上の重要な戦略拠点と見做しました。

ハワイ侵略の前から、米国は日本侵略を狙っていました。
1853年のペリー提督による浦賀港訪問が日本侵略の楔を打ちました。
翌年1854年に日米和親条約を締結し、1863年には日米修好通商条約をむりやり締結させます。日本人の無知につけ込んだ不平等条約でした。

ただし、当時米国は南北戦争の時代だったので、日本を侵略する余裕はありませんでした。

第1次世界大戦で、米国は戦勝国として巨万の富を蓄積し、大英帝国を凌駕し始めます。
その財力で日本侵略を具体化していきます。

第1次世界大戦では、多数の米国人兵士が戦死しました。
1929年には世界大恐慌が起こりました。
米国民は厭戦ムードです。2度と悲惨な戦争はしたくない。日本侵略などとうていできる空気ではありませんでした。

一方、米国の日本侵略の大きな障害は日英同盟でした。これを破棄させるために全力投球しました。
そして、ワシントン海軍軍縮会議の結果、調印された四カ国条約成立に伴って、日英同盟1923年(大正12年)8月17日に失効させることに成功しました。日英同盟の失効は、日本の命運に大きな影響を与えました。

1923年(大正12年)に関東大震災が起こります。東京を中心に、日本は焼け野原になりました。
日本は木でできた家屋であり、火災に弱いことをルーズベルトは知ります。
それなら日本を焼夷弾とガス弾でとどめを刺すことができると考えました。
しかし、それでは米国世論から反発を買うことになるので、思いとどまったそうです。
しかし、焼夷弾による東京大空襲は、関東大震災がヒントになったそうです。

その後、オレンジ計画は何度も書き換えられます。最後は伯父のセオドア・ルーズベルトから引き継いだフランクリン・ルーズベルト(FDR)が原爆投下を追加します。

FDRは、日本侵略のための手を着々と打っていきます。
根拠のない黄禍論で、米国民に反日感情を高めさせます。そして、排日移民法を決めます。1924年7月1日施行です。

その後、日本産業の大動脈である石油輸出を禁止します。
最後通牒はハルノートでした。満州権益他絶対呑めない条件を提示し、日本を絶体絶命の窮地に追い込みました。

そして、真珠湾攻撃をしかけるように仕向けました。
当時、日本から打電される通信は全て米国により解読されていました。
当然、真珠湾攻撃は、事前に知っていました。
真珠湾に停泊していた戦艦は囮(おとり)の旧式の戦艦でした。FDRは、多少の米国兵の犠牲は止む無しと考える残忍な性格でした。
真珠湾攻撃の時、FDRは直ちに英国チャーチルと連絡を取り、手を叩いて喜びました。チャーチルは、「これで勝った!」と小躍りしたそうです。

真珠湾攻撃の奇襲作戦を知らされた米国民は、日本人憎しと一気に戦争モードに切り替わります。
FDRの日本征服は、焼夷弾で都市を攻撃し、さらにとどめとして原爆を20発以上投下して、日本全土を壊滅状態にすることでした。

幸か不幸か、昭和天皇の身命を賭した8月15日本日のポツダム宣言の全面受諾により終戦となりました。

日本全土の壊滅的破壊は免れました。
しかし、米国の日本支配、征服状態は戦後79年経っても続いています。

来年は、戦後80年、前回同様の不正選挙他よほどの事がない限り、トランプ大統領に政権に復帰します。
トランプ大統領は、米国ファーストの政策です。
ただし、日本には日本ファーストを認めています。
丁度、米国から自主独立するには良いタイミングですね。

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