「マーキュリー通信」no.5507【知らぬが佛と知ってる佛-39「中国の台湾侵攻は現実的でない」】
在日台湾人医師林(りん)建良氏の動画配信「台湾ボイス」は、台湾人の目から台湾、中国を中心とした世界を捉えているので、参考になることが多いです。
9月22日の動画配信で、林建良氏は、「中国の台湾侵攻は現実的でない」と主張しています。
なぜなら習近平国家主席は、ロシアのウクライナ侵攻で、ロシア人の欧米資産が凍結されたことを見ています。
習近平国家主席を始め、中国のトップエリート層の欧米、そして日本も含めた対外資産は数百兆円という天文学的な数字です。
最近、米国は、中国が台湾に侵攻した場合には、欧米諸国の中国要人の資産凍結を法律で定めることが事実上決まりました。
法律で決めなくても、大統領令でできるのですが、法律で決めることにより、中国をさらに圧力を加えることができます。
中国人は、命の次に大切なのっものはお金です。
もし、習近平が台湾侵攻を決め、欧米諸国にある資産を凍結されたら、習近平は命の危険にさらされます。
一方、中国は国家数千年の歴史で、人民の最大の敵は時の権力者でした。
時の権力者は、大衆は搾取する対象でした。
外敵が侵略してくると、シナ民族は、外敵に食糧や水を供給して、政権打倒に協力してきました。
日清戦争でも、兵力差は1対10もありました。
そんな圧倒的劣勢の中でも、日本軍が勝利したのは、異民族である女真族の清王朝に怒りを覚えていた漢民族でした。
彼らは政権打倒に協力しました。
一方、現在の中国軍は、様々な利権の温床の中で、ビジネスも兼用し、巨額の富を蓄えています。
戦争は、彼らのビジネスに直接影響を与えるので、やりたくありません。
また、中国軍は巨額の賄賂と不正で成り立っています。
軍事演習は一応実施しますが、報告通りやっていません。
軍事演習には巨額の費用がかかりますが、やったことにして、浮いた費用をかすめ取ります。
また、武器弾薬の類いも不正の温床です。
帳簿上の購入額と実際の保有額とは大きな乖離があります。
その差は、中国軍の利益となります。
そんな腐りきった中国軍が、外国勢と戦っても、勝てるわけがありません。
張り子の虎の中国軍は、もっぱら威嚇用に威力を発しています。
そんな張り子の虎に恐れを抱いている日本政府に対し、林建良氏は失笑しています。
中国は、極端な反日政策をとっていますが、日本の素晴らしさがクチコミで中国人に伝わり、中共政府の崩壊の噂もあり、日本への移住者が急増しているそうです。日本の不動産の爆買いもその一環といえます。
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.5506【ワンポイントアップの思考力-116「政府がCBDC(中央銀行デジタル通貨)導入の動き、その結果、国民総監視社会に移行する!」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.5508【ワンポイントアップの思考力-117「人口減社会でもGDPはアップする」】 »
コメント