「マーキュリー通信」no.5572【ワンポイントアップの感謝力-57「一橋大学150周年記念大学祭を訪ねて」】
今年は、一橋大学創立150周年の年です。
毎年国立市にある母校一橋大学の学園祭を訪ねるのを楽しみにしています。
本来この時期は紅葉がきれいな母校ですが、昨日は、まだ紅葉が色づく手前でした。
まずはロマネスク様式建築で有名な兼松講堂でコンサートを聞きました。
在校生がショパン、ベートーベン他の有名音楽家の曲を1曲ずつ披露します。
在校生が一生懸命にピアノを弾く姿に惹かれます。
在校生は部活の一環として、手造りの飲食店を数10店舗並べ、客引きをしています。そこで食べ物を買いながら、在校生と会話しながら、話をすることが一番の楽しみです。
現在の在校生と私とは祖父と孫ほどの年代の開きがあります。
在校生に『いくつに見える」と聞いたら、一番若いと応えたのが55歳、一番年取っていると応えたのが62歳でした。
私が笑顔で、75歳と応えたら、皆飛び上がんばかりに驚いていました ( ^)o(^ )
4年生に就職先を聞いたところ、2名がみずほ銀行、1名が三井住友海上でした。3年生の女子大生は金融機関で就活中と応えました。これを聞いて正直がっかりしました。
私が卒業した昭和47年(1972年)の頃は、総合商社(三井物産、三菱商事)と都銀(興銀、富士、三菱、住友)が1番人氣でした。
あれから50年以上経っても、後輩の就職先が変わらないのは、相変わらず大企業指向なのでしょうか。
これから金融大改革があり、メガバンクといえども倒産リスクも否定できない状況です。
事実、メガバンク3行で大リストラを実施し、みずほ銀行では週休3日制も提案しているほどです。
「これからは大変厳しい時代が来るので、会社がリストラ等でなくなっても、自立できる力を養うこと。それから今後どんな人生を歩みたいのかもしっかりと考えるように」と後輩にアドバイスしました。
一方、本校舎内の各教室では様々な研究会が開かれていました。
その中で、「日本の戦争を考える会」がありました。
なぜ戦争が起こったのかを聞いたのですが、まだよく勉強していないようでした。
今後、日本が二度と戦争を起こさない、または巻き込まれないよう、平和ぼけ国家をよく研究するようアドバイスしました。
最近のアンケートで、「もし戦争が起きたら、自国のために戦いますか?」の質問に、日本は自国のために戦う人は世界で最も低い回答でした。
日本のこの異常な傾向は、GHQの洗脳工作とその後の日教組教育の合作です。この調査結果を日本侵略を狙う独裁者中国習近平国家主席は小躍りして喜んでいることでしょう。
一橋新聞を頂きました。
在校生に対するアンケートで、今の政府に期待するモノが、1番目に物価高対策、2番目に女性の雇用機会増加とジェンダーを考える、3番目に自民党よもっとしっかりしろ、でした。ジェンダーという言葉も最近の世相を反映しています。
私が在学中は、共産党、社会党支持が圧倒的でした。
もし、自民党支持をいう学生がいたら、袋だたきに遭う時代でした。
学生の好みの政党も変わったことを感じました。
私が学生だった年は1970年頃は、70年安保で学生運動が一番盛んな年でした。
構内は、立て看板とビラが散乱していました。
それに引き替え今の構内は手入れされ、非常に整理整頓されています。
平和な世の中を感謝すると同時に一橋大学の卒業生であることに感謝します。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
本日は、戦前の日本で一番重要とされる新嘗祭です。
五穀豊穣を祈り、天皇陛下による神への感謝が捧げられる日です。
戦後、GHQが神国日本の伝統をぶちこわす意図で、戦前の祭日制度を廃止しました。
代わりに本日は「勤労感謝の日」という実につまらない無味乾燥の祝日名ですね。
逆に、米国ではこの頃、Thanksgiving Day(感謝祭) と言って神に感謝する日です。毎年第4木曜日、今年は11月28日です。
感謝祭の起源は、1620年頃にイギリスからアメリカ大陸に移住してきたピルグリム・ファーザーズが、ネイティブアメリカンから狩猟や農業を教わり、収穫を神に感謝したことに由来しています。?
アメリカのことを米国、米の國と書きますが、何とも皮肉ですね。
一方、妻によると、昨日コープに米を注文した際に、米の新米価格が50%以上値上がりして、びっくりしたそうです。
物価の高騰が家計にも影響しているようです。
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