「マーキュリー通信」no.5614【及川幸久氏の講演会に学ぶ-4「日本のマスコミが語らないプーチンの真実」】
マスコミのロシア プーチン大統領関連のニュースはトランプ大統領並でフェイクニュースが大半です。
ロシアに長年滞在しているニキータ氏にオンラインで及川幸久氏が素朴な疑問をぶつけてみました。
ニキータ氏は、ユーチューブ「ニキータ伝~ロシアの手ほどき」で4万人近い視聴者がいるロシア関連の人氣Youtuberです。
旧ソ連時代は、スターリンが領土拡張主義をとり、周辺衛星国を次々と侵略して、世界最大の領土を持つソビエト社会主義共和国連邦となりました。
スターリンはシベリア抑留等恐ろしいイメージを日本人に植え付けました。
しかし、プーチン大統領は、領土拡張主義者ではありません。ロシア人の住む地域はロシア領と主張するナショナリストです。
同じナショナリストのトランプ大統領とも相性が良く、過去4年間トランプと対話がありませんでしたが、和平交渉を既に始めています。
ロシアがルーブルで覇権を確立しようという強い想いも特にないそうです。
3年前、ロシアのウクライナ侵攻を機に、米国がドル送金手段としてのSWIFTを停止してしまいました。
やむなくドルに変わる通貨としてルーブルや中国の元にシフトし、その結果ドル離れが起こっているに過ぎない。
よってドルをつぶすとかそういうつもりはない。
最近、プーチン大統領は、4時間半に及ぶ所信表明演説をスピーチした。それはいつものプーチン大統領と比べ、かなりの強気の発言だった。
それは欧米に対する牽制球ではないか。
その中で、一歩進んだミサイルの開発に成功したことも発表した。
これは欧米諸国に対する牽制球ととれる。
また、3年近い戦争に拘わらず、ロシア経済は疲弊するどころか順調で、9%のインフレをカバーする成長率とのこと。
プーチン大統領は、ウクライナ戦争で昨年6月から反転攻勢をかけ、自信を持っている。ロシア的主権国家に自信を深めている。
一方、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、任期が満了し、法的には大統領の地位にない。
同大統領の人氣は支持率11%と最悪で、大統領選挙をやったら負けるだろうとのこと。
だからこのままずるずると戦争を長引かせている。
現在、欧州NATO軍が加勢し、ウクライナ戦争は膠着状態となっている。
NATO軍が出てくることは、代理店戦争の枠を超えて、ロシア対欧米の直接戦争の様相を呈してきた。
ここをしっかりと食い止めておかないと、第3次世界大戦に発展するリスクもある。
トランプ大統領は、就任後24時間以内に停戦すると公約に掲げている。
トランプ大統領が望むのは一時的停戦ではなく、恒久的平和だ。それをしないと4年後のトランプ大統領退陣後、再び戦争が復活する可能性がある。
しかし、戦争終結は現実にはそうはうまくいかない。そこを公約違反として民主党陣営が攻撃してくる可能性はある。
来年2月で、戦争開始後既に3年が経過、プーチン大統領とトランプ大統領の相性の良さでどのように戦争終結に持ち込むのか世界中が注目している。
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