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2025年1月17日 (金)

「マーキュリー通信」no.5637【本日は阪神大震災発生から30年の日です】


本日は阪神大震災が発生して、丁度30年になります。
当日被災に遭われた多数の方々のご冥福を改めてお祈りします。
当日生まれた人気力士照強は、既に引退しており、時の流れの速さを感じます。

その後、2011年3月東日本大震災、2016年4月熊本地震、昨年1月1日能登地震が発生しました。
東日本大震災では、復興税と称して、消費税に0.21%を上乗せして、いまだに徴収しています。
しかし、本来の復興に使われず、利権構造化しています。死んだ肉に群がるハイエナをイメージさせられます。

日本は世界一の地震大国です。それにも関わらず、過去の経験が教訓として生きていません。
政府の最重要の役割は、国民の命を守ることです。
よって、国土強靭化が最重要課題なのですが、国民にとってどうでもよいウクライナ戦争支援、米国の言いなりになって国民にコロナワクチンを強制接種させ、50万人とも言われる超過死亡者を出しています。

そのあおりを能登半島地震が受け、いまだに復旧が思うように進んでいません。
震災により甚大な被害を受けます。多くの国民の生命が奪われ、経済的ダメージも受けます。

NHK朝ドラ「おむすび」は、阪神大震災をテーマにドラマ展開中です。
本日は阪神大震災の日、ドラマは2012年1月17日を取り上げ黙祷、そして3月11日東日本大震災発生1年の日、黙祷を捧げていました。

朝ドラの主人公は、管理栄養士を目指しています。被災地の避難所では、温かいおむすびが人と人の心を結びつけます。絆を深めます。さらに栄養不足に陥りがちな避難所生活に、管理栄養士の視点からも切り込んでいます。

このように官民が連携した被災者救出のシミュレーションを日頃から実施し、いざという時に役立てる発想が必要なことを、朝の連ドラを見て感じました。

高度成長期に造った橋梁、高速道路、上下水道、防波堤、建物等のインフラの老朽化が進み、大地震が来たら甚大な被害を受けることは明白です。
被害を受けてから復旧するより、倒壊する前に建替をした方がコスパが良いことは分かっています。
それでも政府はやろうとしません。

本来、ゼネコンは利権構造の一角なのに、弱体化しているのでしょうか。

喉元過ぎれば熱さを忘れる国民性ですが、政府はそれではいけません。
昨年10月に南海トラフ地震の発生を予測して、一時期国民がパニックに陥りました。

田中角栄首相が亡くなって既に30年以上経ちます。健在だったら、真っ先に国土強靭化を掲げて、突き進んでいることでしょうね。

阪神大震災30年の日に、そんな想いが駆け巡りました。

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