「マーキュリー通信」no.5662【奇人変人が世の中を変える!-559「豊昇龍の横綱昇進にひと言申す」】
トランプ政権誕生で、豊昇龍の横綱昇進に関する異見を言うタイミングがずれてしまいました。
周囲では大甘昇進と酷評です。
しかし、大相撲協会も所詮興業団体です。
横綱照の富士が引退して、横綱が空位になってしまいました。
だから是が非でも横綱の看板が欲しかったのでしょうね。
豊昇龍は、偉大な横綱、伯父の朝青龍に性格が似て、負けん気が強い性格です。
まだまだムラがありますが、伸びしろがあるので、今後期待できます。
これに対し、本命だった琴櫻は、精神的な弱さがもろに表れ、まさかの負け越し。
精神面を鍛えないと横綱昇進は厳しいですね。
一方、一番人気の大の里は、本場所経験が少なく、弱みを徹底研究され、2場所不本意な成績で終わりました。
弱みを克服すれば、大横綱の道を突き進むと期待しています。
それにしても大相撲協会は、後先考えずに、その場しのぎの対応が多いのも伝統なんでしょうか。
若貴ブームでは、兄若乃花を人氣を最優先させ、弟貴乃花と同時に横綱昇進させ、短命横綱で終わらせてしまいました。
横綱にしなければ、名大関として、ファンを湧かせる相撲ができただけに残念でした。
古くは柏鵬時代の横綱柏戸。これも柏鵬時代を演出させるために、12勝3敗準優勝の柏戸を人氣最優先で横綱に昇進させました。柏戸は人氣はあったけど、成績は不本意でした。大横綱大鵬の陰で、コンプレックスを抱き続けた相撲人生だったと思います。
最近では、次期横綱候補ナンバーワンの評価が高かった大関朝之山の力士生命を奪うという愚行に走りました。
コロナ禍の最中キャバクラに通っていたことがばれて、1年間の出場停止命令。
朝之山は幕下まで番付が下がりました。
1年間本場所経験がなくなれば、力士にとって廃業を意味します。
朝之山は周囲の支援で何とか廃業を思いとどまり、がんばり一昨年幕内まで返り咲きました。
しかし、1年間の休場と、1年間格下の力士との対戦で、体がなまってしまいました。
その結果、上位陣と当たれば、けがのリスクがつきまといます。
やはり危惧していたとおり、古傷のひざをさらに痛め、休場、初場所も休場し、三段目まで落ちてしまいました。
現在31歳の朝之山、幕内までは何とか復帰するかも知れません。
しかし、大関はもちろん横綱昇進の夢は断たれました。
私は朝之山を一番応援していただけに、ファンの気持ちを裏切った相撲協会に怒り心頭です。
その愚行が今場所のむりやり豊昇龍の横綱昇進へと繋がります。
協会の愚行がなければ、今頃大相撲は横綱朝之山人氣で沸き上がり、それに豊昇龍、琴櫻、大の里の大関陣が朝之山にチャレンジし、相撲ファンを湧かせていたことでしょう。
一方、九州場所では、元大関正代を小結に復帰させました。
成績でいうなら、王鵬、若隆景の方が優位でした。
熊本県出身の正代は、九州場所では一番人気です。
しかし、正代は既に大関復帰の力はありません。私の予想どおり、大きく負け越して、平幕に陥落しました。
こういうその場しのぎの人気とり政策を協会はよくやります。
正代をどうしても小結に昇格させたいなら、張り出し小結として昇格させれば良かった訳です。
それよりもファンとしては、ここ2場所で急速に力をつけてきた昭和の大横綱の孫、王鵬の三役昇進の方が、話題豊富で盛り上がったはずです。
また、元大関候補筆頭、元関脇若隆景もひざの大けがを克服して、前頭上位まで復帰してきました。
優勝経験もある若隆景を小結に昇進させた方が、興行面でも人気が高まります。
ここでも協会の、目先の事しか考えない愚かさを感じました。
協会には、将来の大相撲をイメージしながら、もっと戦略的に力士の待遇と昇進を考えて欲しいと思います。
それが大相撲の長期発展に繋がります。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
2年ぶりに初場所大相撲観戦をしました。
私が一番好きな朝之山のTシャツを着て、若隆景の時計をして、観戦しました。
しかし、朝之山は休場、ファンとしては寂しかったです。
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