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2025年3月22日 (土)

「マーキュリー通信」no.5712【クリエイティブに生きる-141「NHK朝ドラ ベスト3,ワースト3は視聴者の感性による」】


毎朝NHK連続テレビ小説を、朝ドラのヒロインの人生から学ぶことも多いので楽しみながら観ています。

今朝は、朝ドラ史上最高傑作と言われる「カーネーション」(再放送)の最終回でした。
ファッション業界に革命を起こしたコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ3姉妹の母親をテーマにしたドラマでした。
3姉妹の母親の型破りな性格、波瀾万丈の生涯を描いた傑作でした。
来週からは、黒柳徹子の母の半世紀をテーマにした「ちょっちゃん」の再放送です。

現在、「カムカムエブリバディ」、「半分青い」を再放送中です。
「カムカムエブリバディ」は、親子3代、100年に及ぶスケールの大きさがエンジョイでき、傑作です。
「半分青い」は、おたふく風邪で左耳が聞こえなくなったすずめが漫画家→扇風機の発明という奇想天外な人生ドラマです。現在人気女優となった永野めいの出世作を楽しんでいます。

そして、新作ドラマは、管理栄養士をテーマにした「おむすび」が来週終了です。
ヒロインは現在大人気女優橋本橋本環奈ですが、視聴率では2010年以降ワースト3となっています。
阪神大震災とコロナ禍を取り扱っているのでドラマ全体を通じて暗いのですが、ワースト3となる作品とは思っていません。

逆にベスト1の評価が高かった「虎に翼」(昨年放映)は、私にとりワースト1の作品でした。
初の女性弁護士(ヒロイン 伊藤沙莉)をテーマにしたドラマでしたが、朝ドラのさわやかさがなく、つまらなくて途中で視聴を止めました。

視聴者の感性や、ドラマのとらえ方によって、各作品のとらえ方が異なるので、参考になります。

私のベスト1は、「あさが来た」(2015~2016年)でした。
福岡県の炭鉱を買収し、経営者としても辣腕をふるいました。
生命保険会社大同生命も買収して、大きくした女性事業家でした。
現在では人気女優となった波留が素晴らしい演技をしました。

私にとり高い評価の朝ドラは、ヒロインが苦難困難挫折の末に、最後は成功する、または幸福をつかむというストーリーです。
そこから多くの学びを得ます。

逆にこれから外れたドラマの評価は下がります。
その典型が「純と愛」(2012~2013年)でした。
祖父の代からのホテル業を都合とするヒロイン(夏菜)が、艱難辛苦の末、事業承継すると思いきや、その夢が砕かれて挫折してしまうというストーリー展開となり、その時点でドラマを観るのを止めました。
こちらは私同様ワースト1の評価でした。

一方、朝ドラを通じ新たなヒロインが誕生するのも楽しみの1つです。
植物学者・牧野富太郎を題材にした「らんまん」(2023年)の主人公・槙野万太郎の妻役を演じた浜辺美波はこのドラマで大ブレイクしました。

私にとってはかつて一世を風靡した「澪つくし」(1985年)のヒロインを演じた沢口靖子以来の美人女優と思っています。

不人気だった「おむすび」の次は、アンパンマンで有名なやなせたかしを題材にしたフィクション「あんぱん」が31日から始まります。
主人公の妻役として人気女優今田美桜が演じます。

今回と異なり、明るいイメージのドラマを期待しています。

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