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2025年3月 5日 (水)

「マーキュリー通信」no.5692【トランプ大統領の議会施政方針演説「常識の革命」を直接視聴してみて】


本日11時半(米国時間4日10時半)から、Wisdom channel主催者及川幸久氏のトランプ大統領の議会施政方針演説「常識の革命」を直接視聴しました。1時間半以上の演説でしたが、歴史に残る名演説でした。

1月20日大統領就任演説以来わずか6週間で、バイデン前政権4年間で実施したことの内容の倍以上のことをやり遂げました。
バイデン政権4年間で民主主義は崩壊し、官僚主義がさらに横行していました。

トランプ大統領は、就任演説の日に100の法案に署名しました。
その大半を実行してしまうスピード感には世界中の人は、度肝を抜かれました。
就任演説では「常識の革命」を訴えました。

トランプ大統領が掲げる常識とは、MAGA(Make America Great Again)に基づくアメリカファースの政治です。
これに基づき、国民の為の政治と国内産業の復活です。

バイデン政権4年間で3千万人の不法移民が米国に海陸そして空から押しかけてきました。
不法移民は、凶悪な犯罪を度々引き起こしてきました。
多数の国民が殺害されました。バイデン政権は、それを見て見ぬ振りをしてきました。
トランプ政権になってからは、早速国民目線で強制送還を実施してきました。
殺害された家族を議会に招待し、遺族をねぎらい、名前で呼んで指名し、皆の前で勇気と希望を与えました。
その他、随所随所で関係した国民を指名し、皆の前で励ました。
議会はスタンディングオーベーションで大いに盛り上がりました。
その意味でトランプ前大統領は最幸のエンターテナーでもありました。

次にインフレ退治です。
バイデン政権4年間で、政府の異常な税金の無駄遣いの予算確保のために、国債を大量発行してきました。それがインフレの引き金となって来ました。

そこで、DOGE(政府効率化省)を設置し、それを提案したイーロン・マスクをトップに就任させました。
目標は2兆ドル(約300兆円)の無駄遣い削減計画です。
早速、利権構造の温床となっているUSAIDの廃止と職員のレイオフを実施しました。
USAIDの中味を精査すると、かなりの額がディープステートに流れていることが分かりました。
120歳以上の高齢者360万人に年金が支給されていたことが分かりました。
160歳以上の高齢者も13万人いることになっており、最高齢は360歳となっています。

インフレ要因の1つに、燃料費の高騰が上げられます。
米国は、世界最大の産油国です。今後は石油、シェールオイル、天然ガスの化石燃料の復活です。
そのために、21世紀最大のフェイクニュース地球温暖化の原因がCO2であることを否定し、パリ協約から再離脱しました。
今後は、化石燃料の復活により、燃料費の大幅値下げを推進していきます。
そのためのEV推進の廃止です。
ホンダのインディアナ州に工場に追加投資を決めました。

トランプ大統領は、神の下の公平を重視しています。
そもそも建国当時所得税はありませんでした。それがいつの間にか所得税が課せられました。民間(ディープステート)によるFRB(中央銀行)を設立し、国民の自由を奪ってきました。これは神の公平の精神に違反しているし、憲法違反です。
いずれは所得税廃止の方向へと向かうことでしょう。

また、神が創造したのは男と女の2つだけ。よってLGBTQの廃止。神が創った子供はそのままで美しい。よって子供の性転換手術は禁止。
DEI(多様性、公平性、包括性)の美名の下に、能力のない者を任務に就けることを禁止しました。能力主義に基づく採用となります。

意外なことに、英語が公用語でなかったので、これを公式に認めました。

ウクライナ、ゼレンスキー前大統領に対しては寛大な発言でした。
2月28日の首脳会談で、彼はちゃぶ台返しをして、トランプ大統領の信頼を完全に裏切りました。
せっかく、米国との間でレアアース事業に事務方レベルで合意していたものを、彼の根も葉もないプーチン大統領批判にトランプ大統領は呆れ、首脳会談は決裂しました。

トランプ大統領の信頼を完全に失ったゼレンスキーでしたが、その後白旗を揚げました。
本来なら完全に信頼を失った相手に対し、ゼレンスキーを追放して、新大統領を選ぶのが筋です。
しかし、その間にもロシア、ウクライナ2000人の命が毎週殺されている。
だからゼレンスキーの下での戦争終結に異議を唱えませんでした。戦争の早期終結を人道的観点から判断したものと思われます。

その他、グリーンランドが中国との国防上、そしてレアアースの重要資源に着目し、何らかの形でグリーンランドを入手する旨発言しました。
パナマ運河は、米国が造ったものを、現在は中国にコントロールされています。それを取り返す旨発言しました。
トランプ大統領の発言の奥には、今や中国は信頼できない敵対国との位置づけとなっている事を一連の発言から頷けます。

演説の最後は、火星および他の星に星条旗を立てることを誓いました。これは米国民に勇気と希望を与えるメッセージでした。その担当はイーロン・マスクとなります。
EV生産の後退で、EVのトップメーカーテスラ社のトップ、イーロン・マスクは面白くないでしょうが、代わりにもっと大きなお土産を手にしたといえます。
ここにもトランプ大統領の経営者としていかに部下を上手ににコントロールしていく才能が現れています。

NHKでは、トランプ大統領の議会演説を放映していました。
ふだんトランプ大統領を曲解してフェイクニュースを垂れ流しているマスコミはどのように解釈しているのでしょうか。明日の新聞の解説を見たいと思います。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

トランプ大統領の議会演説に比べ、日本の国会中継を見ると、政府に対する質疑応答は空回り、のらりくらりの対応に居眠りする議員も多いです。ヤジを発する議員も多数います。

これに対し、トランプ大統領の演説を妨害する民主党議員を、下院議長の権限で議場から閉め出した。
さらには、乱闘騒ぎや居眠りをしたり醜態をさらしている国会議員は猛省して欲しい。国民が見ていますよ。そして、税金の無駄遣いです。

一方、米議会では、共和党員は、トランプ大統領の素晴らしい演説にたびたびスタンディングオーベーションで盛り上げました。

石破首相始め、日本の政財官界のリーダーもトランプ大統領発言を真摯に受け止めて欲しい。
本日の議会演説は早晩日本の政治経済社会に影響を与えることになります。
2月10日の石破、トランプ会談は、とりあえずぼろを出さない程度で終わりました。
しかし、今後は想定問答集を真剣に作成し、予想される問題をシミュレーションし、国民の為の政治をやって欲しいと思います。

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