「マーキュリー通信」no.5689【ワンポイントアップの開運力-24「最小限の努力の法則」】
久しぶりにディーパック・チョプラ博士の名著「人生に奇跡をもたらす7つの法則」(PHP研究所/岡野守矢翻訳)を読みました。
7つの法則とは、
1.純粋な潜在力の法則
2.与えることの法則
3.原因と結果の法則
4.最小限の努力の法則
5.意図と願望の法則
6.執着しないことの法則
7.人生の目的の法則
本書を読み、大半は実践していますが、4番目の最小限の努力の法則はあまり実践していないことに気づき、新たな学びを得ました。
最小限の努力の法則を言い換えると、「調和と愛の原理」とも言えます。
自然界に目をやると、草は太陽の光に向かって、特に努力せず、すくすくと素直に伸びていきます。
最小限のエネルギーを使って成長していきます。
太陽から愛を与えられ、また植物も光合成に関わり、二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させ、人間を始め動物のために役立っています。そこには調和の原理が働き、無償の愛となって生きとし生けるものが成長しています。
人もこれに見倣うべきとチョプラ博士は説きます。
第1の要素は、受容です。
上述の自然界の営みと同様、現在起きていることをまずは素直に受け容れることです。
次に責任、状況に対して生産的に対応します。
責任は英語でresponsibilityです。つまり反応する力のことです。
その時に無防備に受け容れよとのことです。
すなわち素直に受け容れることでエネルギー消費量が少なくてすみます。
逆に、自分の経験や価値観で、新たな情報、出来事にいちいち反発したりしていたらその分エネルギー消費量が増えます。それがストレスにもなります。
チョプラ博士は、過去は歴史であり、未来は神秘と説きます。
そして、現在は英語でプレゼント、贈り物といいます。
新たな情報、出来事をプレゼントと受け止めることで、未来の神秘の扉が開いていくかも知れません。
そして、過去の歴史が塗り替える新たな1ページとなるかも知れません。
これまでのものの見方に執着することなく、いつもあらゆるものの見方に心を開いていれば、自分の夢と願うことは大自然の願うことと1つになって流れていくことになります。
これは仏教の「諸行無常」の教えに当たりますね。
すなわち全てものは移ろいゆくものという教えです。
あなたの考え方、価値観に執着していると、絶えず変化している世の中の流れに取り残されてしまいますよということですね。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
メルマガ「マーキュリー通信」読者からディーパック・チョプラ著「富と成功をもたらす7つの法則」(渡邊 愛子翻訳 大和出版)を奨められたので、早速読みました。ただし、単行本は絶版となったので、マンガ本(Kindle)を購入しました。
チョプラ博士の著書は以前に読んだことがあるので、私の蔵書「人生に奇跡をもたらす7つの法則」(PHP研究所/岡野守矢翻訳)と読み比べてみたところ、内容が酷似しているので、両書を比較したところ、原書は「The Seven Spiritual Laws Of Success」と同じでした。
それにしても翻訳権で争いが起こらなかったのでしょうか?
いずれにしろ同書から新たな気づきを得たので、「マーキュリー通信」でその気づきを書きました。本書を紹介して頂いた読者には改めて感謝です。
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