「マーキュリー通信」no.5720【ワンポイントアップの思考力-134「最近話題に良く出るリバタリアンとは」】
最近リバタリアンという用語をよく耳にします。
トランプ政権のナンバー2、イーロン・マスクもリバタリアンだそうです。
そこで、渡辺靖著「アメリカを揺るがす自由至上主義 リバタリアニズム」(中公新書)を読みました。
リバタリアンは、個人的な自由、経済的な自由の双方を重視します。
当然、大きな政府による政府の過干渉を嫌います。
よって、アメリカ的な「リベラル」と相反します。
現在リベラルとは、大きな政府、社会主義的な意味合いが強いからです。
リバタリアニズムは、日本語では完全自由主義、自由人主義、自由至上主義、自由意志主義などの訳語があります。
しかし、自由至上主義 リバタリアニズムは、かなり範囲が広いのが特徴です。価値観も多種多様です。
よって小さな政府を目指し、減税主義のトランプ大統領を支持する米国民もいます。
しかし、リバタリアンはアンチナショナリストだから、反トランプも多いです。なお、著者は反トランプの立場です。
究極のリバタリアニズムは、無政府主義者、無宗教です。
ジョン・レノンの名曲Imagineの世界です。
リバタリアンは、LGBT、人工妊娠中絶にも賛成です。移民にも賛成です。
これはディープステートの考え方にも相通じます。
こうなると無神論者となり、トランプ大統領とも主義思想が異なってきます。
米国は移民国家なので、様々な考え方、主義主張があります。
新たに大統領に就任したトランプにとり、人種のるつぼ、多様な価値観を受け止めながら、自己主張の強い米国民をリードしていくのは大変なことと推察します。
一方、日本でも最近リバタリアンを名乗る人が増えていますが、和を尊ぶ日本人には違和感を覚える人も多いと思います。
しかし、現在の日本は、マイナンバーカードの推進を始め社会主義国家、全体主義国家の道を突き進んでいます。
気がついたら以前と比べ、国民の自由がかなり侵害されている感じがします。
その意味で、自己主張の強いリバタリアンに一暴れして、利権構造の巣窟となっている自公政権を倒す力になって欲しいと思います。
ただし、家族崩壊に繋がる選択的夫婦別姓制度導入やLGBTには絶対反対です。
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