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2025年6月 2日 (月)

「マーキュリー通信」no.5794【奇人変人が世の中を変える!-577「巨人阿部監督の思いつきトレードの失敗で思わぬ収穫」】

 

不動の4番打者岡本の長期戦線離脱で、巨人阿部監督は、ソフトバンクのリチャード内野手を獲得するために、松井2世と期待された秋広優人内野手+大江投手を放出する大出血サービスで電撃トレードをしました。
この思いつきのトレードで、専門家も巨人OBそして巨人ファンもあきれ顔でした。

リチャードは、育成枠でソフトバンクに入団した選手で、ソフトバンク在籍4年間で一軍で100試合に出場、成績は1割4分8厘、本塁打10本、打点27という1軍半の選手でした。
巨人に移籍後は12試合出場で打率1割2分9厘、本塁打2本、打点4という予想通りのひどい成績です。
最近ではスタメンから外されています。昨日は、最後代打で出て、三振ゲームセットでした。

私は、この巨人軍史上最悪のとんでもないトレードで、巨人軍内部に不協和音が流れ、優勝は厳しいと予想しました。

ところが、リチャードが予想通りのひどい成績のため、思わぬリチャード逆効果が出てきました。
リチャードは既にスタメン落ちして、他の若手選手の活躍の場が生まれてきました。
そのおかげで生え抜きの増田陸内野手が3割を打って1番打者に定着しています。
3軍に落ちた浅野外野手も活躍し始めました。
成績不振で入団以来初めて2軍に落ちた名手門脇内野手も1軍昇格後は、打率を上げてきました。
その他若手選手も1軍での活躍を狙い、闘志を燃やしています。

もし、リチャードがそれなりの成績なら、阿部監督直々のトレードだけになかなか指定席が回ってきません。

私は、巨人の戦績は坂を転げ落ちるように転がっていくと思っていました。
しかし、上記のような思わぬリチャード逆効果が出て、昨日現在巨人は28勝24敗、首位阪神と3ゲーム差、第3位につけています。
リチャードの唯一の取り柄は、今月26歳という若さです。シーズン途中、2軍に落として、しっかりとたたき上げて、1軍に再昇格させれば、多少は戦力となるかも知れません。

しかし、今年の巨人は首位阪神には歯が立たず、5位中日、最下位ヤクルトに大勝ちしている現状、今年の優勝はやはり難しいと判断します。

いずれにしろ史上最悪と言われている思いつきのトレードをした阿部監督の責任は重く、ペナントレース終了後、引責辞任をさせられることになるでしょう。

もし来季も監督に止まるなら、チーム内不協和音は来季も引きずり、来季も優勝を逃すことになるでしょう。
阿部監督は、史上最悪のトレードをしたことを深く反省し、辞任すべきと考えます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

昨年12月に20作目、「奇人変人が世の中を10倍良くする」をアマゾンから電子出版しました。
私が定義する奇人変人は、世の中の出来事を人よりいち早く実行に移すので、周囲から奇人変人と思われます。
すなわち先見力の裏返しです。奇人変人ぶりを発揮して、これまで人生で様々な「成幸」を修めてきました。
その集大成の書です。

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