「マーキュリー通信」no.5812【強運に恵まれた私の人生-17「カナダのバブル崩壊でタワーマンションに引っ越し」】

昨日の「マーキュリー通信」「ディープステートをコントロールする300人委員会」では、300人委員会が世界を牛耳ってきて、大きな事件や戦争が起こり、日本及び日本人はそれに大きく翻弄されてきたことを書ききました。

しかし、私の場合、それらの世界的大事件、事象等がプラスに働いてきました。
今考えて見ると実に運が良かったと思います。
それを「マーキュリー通信」で数回にわたって書いてみたいと思いますのでおつきあいください。

私がカナダ三井物産カルガリー出張所に赴任したのが1980年12月でした。
その直前、私が一番好きだった天才ジョン・レノンが凶弾に倒れ、帰らぬ人となりました。
ジョンの最大のヒット曲"Imagine"は1971年5月にリリースされ、ベトナム戦争に反対していたジョンはニクソン大統領から危険視され、国外追放となりました。

1976年に再入国を許された後の1980年12月に暗殺され、世界中に衝撃を与えました。
そして平和を象徴する歌として、ニューヨークを起点として、全世界で"Imagine"が歌われました。
私もジョンを偲んで、"Imagine"を何度も何度も繰り返し聞きました。"Imagine"は、私が一番好きな歌です。

さて、私がカナダに駐在した頃、第2次石油危機の頃でした。
カルガリーでもインフレが発生しました。普通預金金利が何と19％と異常な時代でした。
家賃が毎月のように値上がりしていきました。会社の住宅手当は、毎年改訂の為、追いつきません。

ところが1983年頃になると、バブルが崩壊し、家賃相場が下落していきました。
今度は、私の家賃が住宅手当より大幅に下回るようになりました。

そこで、私は引っ越しを考えました。
会社から車で15分のタウンハウスから、事務所まで徒歩15分のタワーマンション　ウェスト・マウント・プレイスに引っ越すことを決めました。
住宅手当では数万円足りないのですが、その分貯金するより、高級マンションに住むことを選択しました。
２LDKの部屋の構成は、LD30畳、キッチン6畳、マスターベッドルーム20畳、セカンドベッドルーム10畳、浴室はジャクージ付、来客用の浴室までついていました。
さらには室内プール、スクワッシュコート、バーカウンター、コンシェルジュ、ガードマン付きでした。
16階の我が家から、眼下にボーリバーが流れ、遥か遠方にはカナディアンロッキーが見えます。
家賃は1100ドル、光熱費、駐車場代込みです。当時１カナダドル170円でしたので、約19万円となります。
日本でもし借りたら100万円はする高級マンションでした。

30畳のLDからカナディアンロッキーを見ながら、水彩画を画いていました。
日本では経験できない優雅な生活を送ることができました。

今から考えると、石油危機もその崩壊もディープステートが演出していたことと分かります。
住宅面では、ラッキーといえます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

ウェスト・マウント・プレイスを内覧しに行くときに、ジーンズを履いて行きました。
すると受付で、学生と勘違いされ、断られてしまいました。
そこでスーツを着て内覧に行くとOKでした。
日本人は若く見られるようで、私は貫禄をつけるため、カナダ駐在の頃は、口ひげを生やしていました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

5月26日、76歳の誕生日を記念して、21作目「人生に勝利する10倍アップの極意」をアマゾンから電子出版しました。
皆様のご協力のお陰でアマゾン3部門で一位となりました。
本書を、ペーパーバックで見たいという読者も多数いましました。その場合、1100円でアマゾンに注文できます。
また記念に私のサインをご希望の読者には、送料210円を足して1310円（千円札＋210円分の切手）を郵送して頂ければ、お届けできます。
https://amzn.asia/d/6YMl5gN

一方、朝6読書会のオンライン著者インタビューは、6月21日(土)6時半から1時間登場しますので皆様のご参加をお待ちしています。
21回目の著者インタビュー最多回数となります。
https://us02web.zoom.us/j/88639241948?pwd=ci9iT2MyeGRwNnhWVExnbnNpcWxEQT09

ミーティングID: 886 3924 1948
パスコード: 778899

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆