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2025年8月19日 (火)

「マーキュリー通信」no.5875【知らぬが佛と知ってる佛-75「満州建国の大義を知る」】


今年は終戦80年の年なので、先の戦争のことを新たに学び直しています。

満州は先の大戦で極めて重要な位置づけですが、一般的に満州を日本の傀儡政権と認識しています。

しかし、満州に関する2冊の重要書籍を読むことで認識が変わりました。

1冊目は、米国人ジャーナリストジョージ・ブロンソン・レーが見た歴史の真実「満洲国建国は正当である」(PHP研究所)です。本書は、満州国建国後の3年目の1935年(昭和10年)に書いた本です。

満州事変が起きたのが昭和7年9月から8年5月です。
日本は、張作霖、張学良親子の圧政で苦しんでいた満州国民を救い、ラストエンペラーと溥儀を助け満州国を建国しました。
満州国は、1932年(昭和7年)に設立し、1945年8月旧ソ連に侵略されるまでのわずか13年間しか存在しませんでしたが、地上の楽園として発展繁栄した国家でした。この期間に、移民が急増しました。建国前の1908年には1583万人だったのが、1943年の国勢調査では4323万人に急増しています。その内、日本人の占める割合は5.3%、213万人でした。

満州国をシナの一部と勘違いする人が多いですが、中華人民共和国の前、女真族満州人によって設立した清王朝の系統です。今は中国に侵略され、中国の東北県の位置づけとなっています。

同氏は、ジャーナリストの立場から世界の政治情勢を中立の立場から極めて冷静に分析しています。
逆に欧米の植民地主義を批判しています。米国記者としては、ジャーナリスト魂の立派な態度です。

欧米では、植民地から資源を搾取し、現地人は奴隷同様にこき使うのが常識でした。
よって日本が満州にインフラを建設し、満州国を発展繁栄させることはあり得ないと考えていました。
そこから満州国を日本の国益の為に傀儡政権として利用していったことにしました。

日本の国家理念は、五族共栄でした。五族とは、日本以外に、満州人、シナ人、台湾人、朝鮮人のことでした。
だから日本が植民地とした各国はインフラ整備をしていきました。
戦後、台湾、韓国が経済成長できたのは、そのおかげと言えます。
台湾は日本の植民地統治を高く評価し、今でも世界一の親日国家です。
これに対し、中韓はその恩を忘れ、反日を国是にしています。

さて、当時の日米関係がまさか太平洋戦争に進むとは思っていなかった時期でした。

しかし、レー氏は、当時の世界情勢、なかんずく欧米の植民地主義がさらに進んで行くと、日米の戦争が起きるかも知れないと危惧していました。

一方、2冊目の鈴木壮一著「満州建国大義 石原莞爾(かんじ)とその告白」(毎日ワンズ)は昨年3月に出版された名著です。

米国人ジャーナリストジョージ・ブロンソン・レー氏同様に満州建国の大義は、五族共栄にあった。それが大東亜共栄圏の大義五族共栄となります。

当時の関東軍の中心人物石原莞爾は、満州事変を収束させた後、今後は日中関係は平和共存の方向へと舵取りすべきと主張します。

1917年(大正6年)、ロシア革命が起こり、ソ連が誕生します。
ソ連は、モンゴル共和国を保護国として、アジアの南下政策をとります。
ソ連の軍事的脅威に対抗する為に、日本は満州国を設立します。

一方、米国はシナ共和国という見せかけの共和国を樹立します。当時の5億人のシナ人民は圧政に苦しみ、飢えを堪え忍ぶことが最優先でした。よって共和国制などまったくの無知でした。現在、中国は、中華人民共和国が正式国名ですが、国名と実態が乖離しています。

シナ共和国のトップは中共の毛沢東、周恩来です。これに国民党蒋介石が対抗しています。
両陣営とも、米国の力を借りて、日本を倒し、政権を取ることが目的でした。

この流れの中で、満州事変から6年後、蒋介石が1937年(昭和12年)盧溝橋事件を起こし、日本を戦争に引きずり込もうとします。この時、毛沢東、周恩来の中共勢力も協力して、国共合作が実現します。

当時関東軍の作戦部長だった石原莞爾少将は、日中戦争になると、欧米を敵に回すことになり、宣戦不拡大を訴えます。

しかし、無防備の大山中尉が惨殺される事件が発生した。大山中尉は、八つ裂きにされ、内臓まで露出するひどい状態だった。
これに激怒した関東軍は、石原莞爾の説得工作も無に帰して、シナ事変(日中戦争)、そして太平洋戦争へと進んで行った。
鈴木氏によると、日中戦争と太平洋戦争を合わせて大東亜戦争と言うそうです。

中共は、日本がシナを侵略したと未だにうそぶいていますが、本書を読んでも真っ赤な嘘と分かります。
戦後80年が経ち、日本政府も、正しい歴史認識を持ち、米中におもねることなく、自律国家を目指して行く決意の必要性を改めて感じました。

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