「マーキュリー通信」no.5917【ワンポイントアップの思考力-141「安保条約で米国は日本を守ってくれる?」】
安保条約(日米安保条約)は、岸内閣の1960年に改訂されましたが、当時は日本が再び戦争に巻き込まれると日本中から反対がわき起こり、難産の末、やっと成立しました。
その10年後、私が大学3年生だった1970年に安保条約が再び改定されました。当時は大学紛争が一番激しい時代で、ベトナム戦争の最中、若者を中心に全学連が大学ストを決行し、体を張って猛反対しました。政府は大学立法を制定して、過激派学生を押さえ込もうとしました。東大の安田講堂を全学連が占拠し、1969年の大学入試が中止となりました。
母校一橋大学でもストライキが起こり、半年間の学校封鎖となりました。
その後は、特に大きな騒ぎが起きないまま現在まで至っています。
さて、中国の尖閣諸島の侵略が日常茶飯事となっていますが、米国の態度は、有事の場合、安保条約の対象と一応米国側からも公式見解が届いています。
しかし、戦後の米国の日本封じ込め政策の基本方針は変わっていません。
「マーキュリー通信」「現在の世界の社会情勢は、第2次世界大戦前の世界情勢と似ている」でも書きましたが、米国は日本を太らせるだけ太らせ、その後は日本が築き上げてきた富を奪い取ることです。
小泉純一郎首相は、郵政の民営化により、戦後郵貯が貯め込んできた400兆円の預貯金を米国に貢ぎました。
息子の進次郎は、首相になったら、JAの民営化により、農協マネーを米国に貢ぐことを企んでいます。
日本の国防を米国側から見たらどうでしょう。
尖閣諸島を中国が武力侵攻した場合、米大統領は、国会審議を経て、可決されれば、日本を支援することになります。
しかし、日本の国防に関心が薄い議員も多数います。そんな議員たちが、日本の小さな無人島から中国軍の侵略を阻止する為に、米軍の派遣を真剣に考えてくれるでしょうか?
唯一あるとしたら、中国が台湾侵攻の一環として、尖閣諸島、沖縄に武力侵攻した場合です。
台湾にも多数の米国企業が投資しています。彼らの権益が著しく損なわれる場合です。
トランプ大統領の場合、ビジネスライクにその点を考えることでしょう。
これに対しディープステートが支配している民主党の場合、米軍の派遣も含め、実際の戦争が起これば、軍需産業が潤います。
安保条約が日本を守るという視点より、このような視点で考えるべきと思います。
よってトランプ政権の期間中に、「日本の国は日本で守る」という意識を国民と共有し、それに沿った国防政策を真剣に進めるべきと考えます。現在の国政情勢を見たら、待ったなしの情況です。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
私が大学生の頃、大半の学生は共産党、社会党支持でした。純粋に日本を再び悲惨な戦争に巻き込んではいけないという想いで安保条約に反対していました。
当時の佐藤栄作内閣を揶揄して、私は「イエスタデイのテーマ」を作詞作曲しました。全部で9番までありますが、その1番と9番を紹介します。
1番
栄ちゃんと一緒に楽しいね
日本の自衛隊 イエスタデイ
栄ちゃんと一緒に楽しいね
アメリカボスの自衛隊イエスタデイ
※この部分は、9番まで繰り返し
可愛子分を増やす為、三矢作戦徴兵令 イエスタデイ
9番
栄ちゃんと一緒に決めようよ
大学立法 イエスタデイ
栄ちゃんと一緒に決めようよ
安保これで万々歳 イエスタデイ
可愛子分を増やす為、三矢作戦徴兵令 イエスタデイ
イエスタデイ イエスタデイ
ふざけんな このやろー
※ビートルズのイエスタデイの名曲イエスタデイから、歌詞イエスタデイの意味は、過去の辛いこと(安保条約)を忘却の彼方にもっていこうという意味でした。
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