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2025年9月 1日 (月)

「マーキュリー通信」no.5888【ワンポイントアップの幸福力-112「どっちが幸福?」】


昨日の朝6読書会は、主催者中林久さんのタンザニア体験記でした。

朝6読書会の著者インタビューに登場した田中千裕さんのタンザニアでのNGO活動に関心を持ち、8月7~18日の12日間NGO TOFAのタンザニアで体験ツアーに一緒に参加しました。

TOFA(Talk Our Future from Africa)とは、代表の田中千裕さんとタンザニア人のポールさんとの友情から始まった、発展途上国と先進国の人々を繋ぎ、お互いの精神的な豊かさと成長を育む活動を行う特定非営利活動法人(NGO)です。設立は2020年1月ですが活動は10年に及び、「教育支援」「雇用創出」「国際交流」「自然保護」の4つの活動軸を中心に、タンザニアでの教育支援や雇用創出、日本国内での国際交流の推進などを行っています。

タンザニアは、アフリカの東部、赤道の真下にある国です。人口6600万人、120の部族からなる国です。
サファリパークで有名なセレンゲティ国立公園とキリマンジャロ山が有名です。

タンザニアはアフリカで一番美しい国と言われています。それは自然をそのまま実体験できるからです。
セレンゲティ国立公園には、野生のライオン、キリン、カバ、象、シマウマ、ワニ、フラミンゴ他多数生息し、車から見ることができます。

タンザニアは、まだ貧しい国ですが、人々はスワヒリ語で「ハクナマタタ」を頻繁に使います。
日本語で、問題ない、心配ないさという意味です。

TOFAの活動内容は、教育支援、雇用創出、国際交流、自然保護ですが、教育支援では、タンザニアの子供達から学ぶことの方が多いそうです。
これまでに日本の子供も多数参加しましたが、タンザニアの自然環境で育った屈託のない子供達に触発され、帰国後登校拒否児童が登校するようになったという話を多数聞きます。

彼らの価値観はお金ではなく、お互いの助け合いです。
神に祈りを捧げ、自然と共に生きる。だからストレスフリーの生活を送っています。

一方、経済的には日本の方が遥かに豊かですが、カネだけ、今だけ、自分だけの世の中となり、ストレスだらけの生活です。
民主主義国家でキリスト教国の米国では、都市部、ニューヨーク、ワシントン、ロサンジェルスで治安悪化により、トランプ大統領は、治安維持の為に軍隊を派遣したそうです。

タンザニア体験記を聴き、私は自分が子供の頃、昭和30年代の生活を思い出しました。
当時は、電気製品といえばラジオ程度でした。
国民全体が貧しい時代でした。しかし、人々の心が絆で結ばれ、助け合いの精神で満ちあふれた世の中でした。
天真爛漫、屈託のない性格の私は日が暮れるまで外で思い切り遊んでいました。

全てに満ち足りた現代生活ですが、私は昭和30年代の日本の方が幸福でした。まさに現在のタンザニアと同じでした。

さて、タンザニアの宗教は、キリスト教60%、イスラム教35%、伝統宗教5%と伺いました。
タンザニアは世界最大の奴隷貿易の拠点でした。その影響で、3分の1がイスラム教となっています。

一方、英国に侵略され、キリスト教改宗を強制的にさせられた爪痕がキリスト教普及率60%が物語っています。
英国は、現地の宗教は時代遅れであり、民主主義とキリスト教のセットで、アフリカ、アジア、中南米を侵略していきました。

伝統宗教5%となっていますが、タンザニア人の生活には伝統宗教が根付いており、平和に暮らしているそうです。

タンザニア体験記を伺い、改めて幸福とは何かを考えさせられました。

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