「マーキュリー通信」no.5983【知らぬが佛と知ってる佛-85「焚書坑儒となった昭和の名著から学ぶ」】
「マーキュリー通信」no.5983【知らぬが佛と知ってる佛-85「焚書坑儒となった昭和の名著から学ぶ」】
戦後GHQは、占領政策に支障を来すと思われる書籍8千冊近くを焼却処分するよう日本政府に命じました。
昭和17年1月に出版された「日本とフィリピン」(奈良静馬著 5500円)も経営科学出版が解説も入れて、復刊しました。
同書が出版されたのは昭和16年12月8日真珠湾攻撃の直後でした。
15~17世紀の大航海時代では、ポルトガル、スペインがアジア、アフリカ、そして南北米大陸に雄飛していった時代でした。
言い換えれば自国の富を蓄えるために、海外侵略し、植民地政策の時代でした。
覇権国家は、その後オランダ、そして英国に移り、19世紀後半になると米国が力をつけ、スペインをしのぐ力をつけていきました。
米西戦争の勝利でルイジアナ州を獲得しました。
キューバ諸島も国力が衰えてきたスペインから奪取しました。
キューバ諸島は、米国の国防上重要拠点でした。
当時のマッキンリー大統領は、国内の反対を押し切り、ついでにスペインが支配していたフィリピンも強奪しました。
一方、日本とフィリピンの関係は意外と強く、日本からフィリピンには多数の日本人が移住していました。
それを強固にしたのが16世紀後半の豊臣秀吉の時代でした。
スペインは、資源強奪型の植民地支配だったので、フィリピン人からも反感を買っていました。
フィリピン人はスペイン追放に協力し、日本が統治する時代となりました。
秀吉は、ポルトガル、スペイン両国がキリスト教布教を口実に日本侵略を企てていることを知りました。さらには奴隷商人が日本人を奴隷として人手不足の中南米に密輸していたことも知り、烈火のごとく怒ります。そして、伴天連追放令を出します。
戦後、我々の常識では、秀吉は晩年無謀な朝鮮出兵を実施して、その途中で病死したことになっています。
しかし、秀吉の国家戦略は、シナ大陸(当時の中国は明王朝の時代)から天竺(インド)まで征服する計画でした。
秀吉は、ポルトガルと共同して天竺を征服しようとしていましたが、伴天連追放令でポルトガルとの関係が悪化し、その野望はついえました。
明王朝の征服を狙っていたスペインは、秀吉の軍事力が強大であることを知り、日本侵略を断念しました。そして、フィリピンからの撤退を余儀なくされました。
戦後、米国は、日本はアジアを侵略した悪い非民主主義国家と決めつけ、米国型の進んだ民主主義を導入してきました。
しかし、植民地支配により自国の発展繁栄の為に資源を強奪し、奴隷貿易を行っていた欧米諸国の方がいかに野蛮国家なことが本書を通じて良く分かります。
日本の植民地支配は国際法に則り合法的に実施し、現地の国民と共存共栄的な政策を実施しました。
それが大東亜共栄圏の基本政策でした。
当時、日本は秀吉のアジア征服計画を研究し、手本にしたとのことです。戦前の日本人には、秀吉は海外に雄飛する英雄でした。
この出来事を見ても、日本はアジアとの共存共栄を考えていたことが分かります。
だから本書は、GHQの日本統治には都合悪く、焼却処分の対象となったことが良く理解できます。
◆◆◆◆◆◆米国の日本侵略の開始時期は◆◆◆◆◆◆◆
1853年、ペリー率いる艦隊が神奈川県浦賀沖に突然やってきました。
米国の国力を誇示するために号砲を鳴らし、無理やり日米和親条約を締結しました。
その後、徳川幕府の無知につけ込み日米修好通商条約という不平等条約を締結し、長年日本を苦しめてきました。
その約90年後、反日大統領フランクリン・ルーズベルトの策略により、真珠湾攻撃を仕掛けられ、日本を開戦へと追い込みました。
米国は、日本に原爆投下して、降伏させました。
1952年4月28日サンフランシスコ平和条約を締結して、占領軍の日本支配が終わりました。
その時に掲げた星条旗が、米国が英国から独立したときの13州の国旗、即ちペリー来航時と同じ星条旗でした。
100年に及ぶ米国による日本侵略が完結したことになります。
当時の米国の占領政策は、間接統治でした。即ち、米国の指示命令に従い、日本国政府が日本を統治する形態を取りました。
その間接統治が現在まで継続しています。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
夜は読書の時間に充てています。
本書を読んでいる最中に、リビングから妻の大きな笑い声が聞こえてきました。
何事かと聞いてみると、千昌夫と吉幾三の対談の中で、最近耳が遠くなった千昌夫が、「マイナンバーカードが良く聞こえず、ナムアミダブツに聞こえた」と話していました♪d(⌒〇⌒)b♪
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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