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2026年7月31日 (金)

「マーキュリー通信」no.6232【ワンポイントアップの開運力-73「勇気ある撤退」】

「マーキュリー通信」no.6232【ワンポイントアップの開運力-73「勇気ある撤退」】
ビジネスや経営でも時として撤退が必要となります。
その見極めと決断、実行が重要となります。

私の場合、人生で2回ありました。
1つ目は2002年ニュースキンビジネスからの撤退でした。
今から30年前、三井物産在籍中に、ニューヨーク野村支店のY氏(現在国会議員)からニュースキンビジネスの紹介がありました。
私は即会員登録。ネットワークビジネスをやるのは初めてでした。
商社マンの私は中抜きのダイレクト マーケティングの流通革命のビジネス・モデルに関心を持ちました。
私が会員登録したのはニュースキンジャパン開業の2年目でした。
ニュースキンジャパンの売上は初年度127億円からスタートし、以後急成長していきました。
私もこの急成長の波に乗り、3年でトップディストリビューターに昇格しました。

ところがニュースキンジャパンの売上高は開業6年目の854億円をピークに減少し始めました。
ニュースキンビジネスの実態を確かめるため、2002年2月ニュースキンの本社がある米国ユタ州で開催されたコンベンションに参加しました。
そこで私が見たモノ、コンベンションにはニュースキンチャイナの開業を間近に控え、多くの中国人で会場はごった返していました。
また、私が一番期待していたe-コマース ビッグプラネットのブースを訪ね、期待を裏切られました。
その時、私はニュースキンビジネスから撤退を決断しました。
あれから24年が経過し、ニュースキンジャパンの売上はおよそ3分の1の300億円に急降下していきました。
ニュースキン以外でも物販のネットワーク市場は、バブルの最盛期と比べ約4分の1の8000億円市場に大きく縮小しています。
それでもその後新興のネットワーク企業が雨後の竹の子のように乱立し、市場から撤退しています。
今やe-コマース全盛の時代となり、ネットワークビジネスというダイレクト セリングのビジネス・モデルは時代遅れとなりました。

一方、2002年1月15日、私は世界最小の総合商社マーキュリー物産を資本金1000万円で立ちあげました。
当初業績は順調でした。しかし、その後私の経営者としての脇の甘さから会社は経営危機となりました。
そこで私は従業員のリストラ断行と事務所を閉鎖し、中小、ベンチャー企業の経営コンサルタントとして再起の道を歩みます。
あれから20年近くが経過し、銀行借り入れは全額弁済し、現在はキャッシュ・フローも順調に回っています。

もし、経営危機のまま経営を続けていたら、マーキュリー物産は確実に倒産していたと思います。
私の人生に負の遺産として大きな傷跡を残したと思います。
逆に銀行借り入れを全額返済したことが自信に繋がり、経営コンサルタントの道が開けていきました。

私の失敗談も含めて書いたのが「あなたの経営力10倍アップの極意」(セルバ出版 1650円)です。
本書をご希望の読者には、著者サイン入り、送料込み1000円でお譲りできます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

経営コンサルタントとして歩み始めた頃、一橋大学の先輩から、肉のハナマサのM&Aの経営参謀役としての話が来ました。
平日10~17時までで月額報酬100万円でした。
ハナマサに出勤前後と土日祝日にマーキュリー物産の仕事をして、全額弁済の道が可能となりました。
運も味方してくれました。
ハナマサ小野社長は数年前に他界しましたが、今でも感謝しています。

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