「マーキュリー通信」no.6294【ワンポイントアップの人間力-243「羽柴秀長の人間力に学ぶ」】
「マーキュリー通信」no.6294【ワンポイントアップの人間力-243「羽柴秀長の人間力に学ぶ」】
今週のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟」は地味ながら、これまでで一番良かったといえます。
天下統一を果たした秀吉から、弟秀長は奈良県の郡山城主を命ぜられます。
第1の仕事が太閤検地でした。
領内の興福寺を直接視察した秀長は、寺が不正に領民から搾取していることに気づきます。
お寺は収穫高を上げるために、麦畑の間隔を狭めるように領主に指示しました。
その結果、麦の味は落ちていました。
検知を強行しようとすると、領主は仏罰が下ると恐れています。
しかし、その仏罰は、寺に逆らった農民に対し、刺客を放ったりしていることが分かりました。
それを知らされた農民は秀長側につきます。
お寺は、秀長に仏罰が下ると脅します。
これに対し秀長は「その仏罰を全て秀長がお受けする」と交わし、検地を実行します。
検地の結果、麦の収穫量は大きく増えます。
穀物は、これまで寺が農民から得た穀物を領主経由召し上げていました。
しかし、秀長は収穫量の一定割合を寺に渡します。その量は以前より増えており、寺も喜びます。
三方良しの秀長の政策、あっぱれでした。
秀長は農民出身なので、畑の細かいことまで分かっていました。
秀吉兄弟は、農民が喜ぶための天下取りを目指すと言って天下を取りましたが、まさにそれを実践しました。
豊臣兄弟は農民出身ですが、農民誰しも天下を取る訳ではありません。
やはり長年の輪廻転生の過程の中で、実力を蓄積してきたことと思います。
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