ワンポイントアップの経営術

2025年3月 1日 (土)

「マーキュリー通信」no.5687【ワンポイントアップの経営術-298「本田宗一郎の迷言実行『雉は鳴かずば撃たれない』」】


ホンダと日産の経営統合が破談となりました。

ホンダは、創業者本田宗一郎(1906年~1991年)のチャレンジングスピリットが宿った会社です。
仮に日産と合併が実現しても、社風が違いすぎて、うまくいかないのは必定です。

本田宗一郎は、1954年(昭和29年)に「マン島レースで優勝する」と宣言しました。
まだまだ弱小企業の時に、おおぼらを拭いてしまいました。
実際にマン島レースを観た宗一郎は、当時のホンダと余りにもの実力差に愕然としました。
その時に出た言葉が、『雉は鳴かずば撃たれない』、すなわち雉は林の陰でひっそりとしていれば、人間に撃たれることはない。それを鳴いてしまったので、撃たれることになります。
当然、当時のホンダも世間から叩かれました。

しかし、その5年後、ホンダは、1959年に初めてマン島TTレースに出場し、1961年には125ccと250ccの両クラスで1位から5位を独占する快挙を成し遂げました。

その後、F1レース参戦も宣言し、本田宗一郎の他界後、丁度30年目2021年にその遺志を継いで見事初優勝しました。

本田宗一郎の名言、「行動なき理念は無価値」は、私の脳裏に刺さっています。

今年、日本初!シニアとシンママ、シンパパのシェアハウスを立ちげるために準備中です。
それを1万棟建てるというおおぼらです。マン島レースに因んで1万棟(まんとう)はしゃれにもなりませんが、Think Big!の精神で臨んでいます。
もちろん私1人で実現できるわけではありませんが、「念ずれば岩をも突き通す」の信念で臨んでいます。


◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

3年前に出版した弊著「あなたの経営力10倍アップの極意」(セルバ出版 1650円)をご希望の読者には、著者サイン入り送料込み1000円でお譲りできます。ご連絡をおまちしております。


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2025年2月23日 (日)

「マーキュリー通信」no.5680【ワンポイントアップの経営術-297「社名は経営者の念いを伝える手段」】


名刺交換をしていて、社名だけでは何をやっている会社か分からないケースも多いです。
もう1つ大切なのは、直ぐに覚えてもらえることもポイントと思います。

私が三井物産在籍中に設立したテレマーケティングの新会社もしもしホットラインは、直ぐに覚えてもらえて頂きました。
中には、受付で、「もしもしホットラインの菅谷信雄と申します」と伝えると、受付の女性が腹を抱えて思い切り笑われたこともありました(^人 ^;)
2回目の訪問からは、受付の女性は社名をしっかりと覚えていて、笑顔で接して頂きました。

実は稟議申請するとき、日本一のテレマーケティングの会社を目指し、「日本テレマーケティング」と書いて提出しました。
しかし、社長となる上司が途中で「もしもし」に変えてしまいました。
私の抵抗むなしく、結局もしもしホットラインという社名で稟議許可が下りました。
その代わり、会社のロゴは、亀をモチーフしました。会社の歩みは亀のようにのろいが、業界首位を目指し、最後は必ず勝つという想いでロゴを作成しました。

そのもしもしホットラインですが、前社長の時に、りらいあコミュニケーションズ㈱に変えてしまいました。
私も含めこの社名に違和感を覚える社員は多数います。
リライアとは英語でrelia=「再び嘘をつく」というように聞こえます。この社長の英語センスに疑問です。
何よりもりらいあコミュニケーションズ㈱では、何をやっている会社かさっぱり分かりません。
そのための広告宣伝費もかなりかかります。

同社は、一昨年KDDIの子会社KDDIエボルバ社と経営統合し、テレマーケティング業界首位となりました。
社名はアルティウスリンクです。
私の稟議申請当時目標としていた業界首位が36年後に実現しました。
しかし、この社名ではどういう業種の会社なのかさっぱり分かりません。
しかも何度聞いても覚えるのが難しいです。

さて、私が昨年3月に設立したユートピア建設合同会社は、業界初、シニアとシングルマザー、シングルファ-ザー用シェアハウス ユートピア館の建設と運営です。

会社のミッションは、入居者の最大の幸福化です。ユートピア館の中だけでなく、地域社会との交流も目指し、幸福を伝播させ、地域社会の幸福化=ユートピア化を目指しています。

そんな念いで、ユートピア建設と社名をつけました。
今年いよいよ事業がスタートします。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

もしもしホットラインは、当初もしもし(仮称)でした。
しかし、別の同僚が、もしもしの画数は8画なので、縁起が悪い。33画が成功する確率が高いと進言しました。
私のアシスタントの女性がもしもしホットラインを提案し、33画だったのでそれが採用されました。

初代社長の名前が「はるお」と言います。
「はるお」を早口で言うと、ハローとなります。
私が同社長に、もしもしは「はるお」から来ているのかと聞いたのですが、本人は否定していました(^人 ^;)

◆◆◆◆◆◆追記2◆◆◆◆◆◆◆

出張カバンを通販で注文しました。
私のところに届いた宛名は「むしむしホットライン」でした。
相手にはむしむしと聞こえたのでしょうね。
周囲からは大爆笑でした(^人 ^;)

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2025年2月22日 (土)

「マーキュリー通信」no.5679【ワンポイントアップの経営術-296「強い組織になるための健全な価値観醸成の極意」】

 

昨夜、出版プロモーター小山睦男氏が主催する「ヨクナル会」の最終回でした。

最終回の講師は、著名な経営コンサルタント田村毅先生の最新刊「強い組織になるための健全な価値観醸成の極意」(産業能率大学)に基づく1時間の講義でした。

企業のモラル低下は古くて新しい問題です。
最近では三菱UFJ銀行行員による顧客の貸金庫内貴重品の横領事件、そしてフジテレビのタレント中居正広セクハラ事件等枚挙に暇がないです。

当然大手企業では、上記事件が発生しないよう社内規程に基づく罰則規定があります。
しかし、それがなぜ作動しないのか?

見て見ぬ振りというのも健全な価値観とは言えません。
健全な価値観が根付いていないせいなのか、離職率が高いです。
離職すれば、新規採用のためのリクルーティング費用がかかります。

しかし、従業員の価値観醸成の教育を浸透させれば離職率が減ります。
さらには事件や事故の防止となります。
その事実に気づいていない経営者が多いのも残念なことです。

田村先生は、健全な価値観の醸成により86%の企業の業績アップを果たしています。
そんなユニークな経営コンサルタントです。

講義の途中で、参加者によるワークショップがありました。

20種類の価値観を書いたカードの中から、自分がこれだと思った上位3つを選びます。
私の場合、迷わず第1位は、NO.13チャレンジを認め合う組織です。
なぜなら私の人生は公私ともにチャレンジ精神で生きてきたからです。

次にNo.9 何事も本気な組織です。
体当たりしていくことに本気で取り組まなければ、実現しないからです。

最後に、No.4 自律心の高い組織です。
ここでいう自律は自立と異なります。
自立という漢字は、人に頼らないという意味です。
自立が間違った方向へと進むと、自分勝手、協調性がなくなり、最悪唯我独尊の世界となってしまいます。

しかし、自律は、自分を律しながら生きていく事になります。
暴走を食い止めることも自律の意味です。
自由な社風の中にも、お互いに切磋琢磨しながら、健全で自由な社風を創っていく事がポイントです。

私は、この3つを昨年3月に設立したユートピア建設合同会社の経営理念に当てはめました。
同社の経営理念は、愛と感謝と調和と悟り、そしてユートピア建設です。
この経営理念は、植物で言えば種であり根っこの部分に当たります。

しかし、それを育成していく土壌が必要です。
その3つの土壌が上記3つの価値観となります。

今年、日本初のシニアとシングルマザー、シングルファ-ザー用シェアハウス ユートピア館の第1号棟建設に着手します。そして、25年かけて1万棟の事業計画です。

経営理念に基づく価値観で、夢の実現を果たしていきたい思います。

昨夜は田村先生から貴重なプレゼントをいただき、感謝しています。

本日は同書を早速読み込み、ハラに落とし込んでいきます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

ヨクナル会の主催者小山睦男氏からは、セルバ出版を紹介して頂き、私の経営コンサルタントの集大成の書「あなたの経営力10倍アップの極意」(1650円)を3年前に出版しました。
小山睦男さんに感謝申し上げます。

それを記念して、同書を著者サイン入り送料込み1000円でお譲りできます。
ご希望の読者はご連絡いただけますか。


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2024年6月21日 (金)

「マーキュリー通信」no.5401【ワンポイントアップの経営術-294「究極の簡易包装」】


最近、ひげそりの替え刃をブランドチェンジしました。
以前のモノと比べ、値段が安いのですが、替え刃交換が頻繁に必要です。

ハイドロ5 カスタム 替刃8個という商品を、楽天で買っています。1,758円、送料無料です。
前回購入履歴商品を見つけ、再度購入をクリックするだけなので簡単です。

その際、簡易包装欄をクリックします。

昨日ゆうメールで届きましたが、封筒に破損防止のビニール袋に入っているだけの、超簡易包装です。
この種の消耗品の包装は全てゴミ箱行きです。ゴミの排出削減にもなります。
これでコストダウンとなり、値段が安くなるなら、消費者にもメリットがあり歓迎です。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

一昨年出版した「あなたの経営力10倍アップの極意」(セルバ出版 1650円)の著者在庫があります。
私の経営コンサルタントとしての集大成の書です。
ご希望の読者には、著者サイン入り、送料込み1000円でお譲りできます。
ご連絡をおまちしております。

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2024年6月 5日 (水)

「マーキュリー通信」no.5383【ワンポイントアップの経営術-293「顧客目線に立っていないJR」】

 

JRがコスト削減のため、みどりの窓口を半減してしまいました。
その結果、平日の昼間でも30分~1時間待ちとなり、ユーザーからの苦情が殺到して、それ以上の閉鎖はストップしたそうです。しかし、依然長蛇の列は解消されていません。

私は大人の休日倶楽部に加入しているので3割引で購入できます。しかし、券売機で買うことができません。
毎回、みどりの窓口で並ばなければなりません。
そこで駅員に、乗車券と自由席を日付指定なしで購入できないかと聞いたらNGでした。
それができるように改善して欲しいと駅員に伝えたのですが、一応頷きましたが、顧客ニーズがどこまで幹部に伝わるのか疑問です。
券売機で購入できれば、JRもその手間が省けるのですが、JRにはそういう発想はないのでしょうか。

一方、先日郡山に出張の際の出来事でした。

新幹線ホームで、駅員に「この電車は郡山に行きますか?」と聞いたら、「これは回送車です」
次の駅員に、「11時25分発の新幹線の自由席はどこですか?」、「やまびこ135の自由席は1~3号車です」、顧客の質問に的確に応えていません。

これも日頃顧客が何を欲しているのか、顧客ニーズにしっかりと耳を傾けていれば、こういう対応はないはずです。
みどりの窓口も、いつもいつも長蛇の列ができているので、それを解消すべく提案を出すと思うのが民間発想でしょうか。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

2022年私の経営コンサルタントとしての集大成の書「あなたの経営力10倍アップの極意」(1650円 セルバ出版)を出版しました。
まだ若干著者在庫があります。ご希望の読者は、著者サイン入り、送料込み1000円でお届けできます。菅谷信雄までご一報頂けますか。


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2023年11月11日 (土)

「マーキュリー通信」no.5163【ワンポイントアップの経営術-293「幸之助翁の人間学、人間と動物を分けるモノ、夢、目標」】


松下政経塾長として13年間塾生をリードしてきた上甲晃著「志のみ持参」(致知出版社)からの学びです。

経営の神様と言われた松下幸之助翁が、一番勢いがある頃に、友人から某宗教団体を訪ねることを奨められました。

その宗教団体の信者は、世の中を良くしていこうという想いで宗教活動をしていました。もちろんボランティアです。

幸之助翁は、その時、動物と人間を分けるモノは宗教である。動物には夢や目標がない。その時、それを悟ったそうです。

その時、幸之助翁は、松下電器ならもっと社会に役立つ夢、目標があるはずだと思いました。

その時湧いてきたのが、「水道哲学」でした。
水道はただ同然で飲める。それなら松下電器が販売している電気製品も、いずれは国民誰もが安価で入手できるような当たり前の時代が来る。その夢、目標に向かって生涯邁進していきました。

日本で白黒テレビが普及し始めたのは、平成上皇が皇太子の頃、美智子妃殿下とご成婚の昭和34年でした。
当時、14インチで6万円もしました。その頃のサラリーマンの給料が1万円程度でしたから、サラリーマンの給料6ヶ月分の高価なものでした。

現在、ほとんどの家庭で電気製品があふれかえっています。
水道料金ほどには安くなりませんでしたが、高度成長期に賃金が増え、電気製品は大量生産により相対的に安くなり、幸之助翁の夢がほぼ実現したと言えます。

ただし、松下電器は最近パナソニックに社名変更し、幸之助精神も薄れつつあると聞いています。

利益だけを追求する会社になった場合、長期的に凋落していくことにパナソニックの経営者はきづいていないようです。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

昨年4月に「あなたの経営力10倍アップの極意」(セルバ出版 1650円)を出版しました。
私の経営コンサルタントとしての集大成の書です。
まだ若干著者在庫があります。ご希望の読者は、著者サイン入り送料込み1000円でお譲り致します。


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2023年10月23日 (月)

「マーキュリー通信」no.5144【ワンポイントアップの営業力-122「iPhoneの営業戦略&戦術」】


私が使用中のiPhone7は、機種変更して既に3年が経過しているので、最近バッテリーの寿命がどんどん短くなっています。

そこで昨日池袋のビックカメラにバッテリー交換の相談に行きました。
しかし、私の機種は既にOSが古く、機種変更を進められOKしました。

店員から複数の料金プランを説明されました。しかし、あまりにも複雑なので、良く分かりませんでした。

結局、現在のYモバイルから親会社のソフトバンクに契約先を変え、1年後にまた子会社のYモバイルに戻る料金プランが最安とのことだったので、それに従うことにしました。

なお、私自身それほど電話を使うわけでなく、電話はLINEでかけることが多いので、料金かけ放題プランは外すことにしました。

料金は4759円となり、大手の料金プランも安くなったイメージでした。
昨年お付き合いで格安SIMの携帯電話会社と契約しましたが、私のようなユーザーは、大手の料金プランでOKのようです。

さて、機種変更で一番のストレスは、全てのアプリケーションを新機種に移行することです。

昨日3時間以上も時間を費やしたにも拘わらず、icloudへのアップロードが時間切れとなり、帰宅してからやり直しです。
一夜明けてもまだのようです。

一番使用するアプリケーションはLINEですが、こちらも手つかずです。

こういうのが一番ストレスが貯まります。

携帯会社は、複雑な料金プランでなく、もっとシンプルにすれば、顧客も店員も時間短縮になります。
また、アプリケーションの移行ももっとスムーズに行くようにすれば、店員の労働生産性向上に繋がります。

実に生産性の悪い事をやっているなと今も移行できずにストレスを抱えながらメルマガを書いています。

一方、携帯電話の機種を3年で変更せざるを得ないのは、資源の無駄遣いと思いました。
いくら競争社会とはいえ、個別で善であっても、マクロでは悪といえます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

私の40年間の営業経験の集大成の書、「あなたの営業力、伝える力10倍アップの極意」(玄文社 1540円)の著者在庫が若干部あります。ご希望の読者は、著者サイン入り送料込み1000円でお譲り致します。ご連絡をお待ちしています。

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2023年9月20日 (水)

「マーキュリー通信」no.5114【ワンポイントアップの経営術-291「消費者の怒りに経営者はもっと敏感になれ!」】

 

私はニュースキン製品を、定期配送プログラムを活用して28年間毎月1~2万円購入してきました。多いときは10万円くらい購入したこともあります。累計にすると500万円以上となります。

しかし、ニュースキンジャパンは、円安と諸物価高騰の折、今年2回も値上げをしました。

私は抗議の意味も込めてカスタマーセンターに定期配送プログラムを中止する旨伝えました。カスタマーセンターの担当者は、特典が失われることを説明しましたが、もちろんそれを承知の上、中止しました。

また、ニュースキンジャパンは、80円を超える超円高の時も、為替差益をユーザーに還元せず、利益を留保してきました。だから今回はその内部留保をユーザーに還元すべきと伝えました。

さて、私がニュースキンビジネスを紹介されたのは、1995年11月のことでした。その時、マーケティング手法がネットワークビジネスということを初めて知りました。

私はネットワークビジネスという新しい手法を新鮮に思い、その素晴らしさを自分の周りに伝えていきました。

そして、3年でトップディストリビューターにまで駆け上がりました。

ニュースキンジャパンは、開業から6年間は急成長していきました。しかし、7年目からは売上が減少し始めました。そして、その減少傾向は一時的なモノでなく、長期的なトレンドであると認識しました。

それが事実かどうかを確かめるために、2002年2月ソルトレイクシティ・オリンピック開催の年に、ニュースキン本社があるソルトレイクシティで大コンベンション大会に参加しました。
そして、ニュースキンビジネスから撤退する決意をしました。
ただし、商品は良かったので、その後愛用者としてずっと使用してきました。

ニュースキンジャパンの売上はピーク時854億円でしたが、現在は4割近くも減少し、330億円程度です。

それに伴い私のコミッションは右肩下がりで下がり続け、現在は雀の涙程度までになりました。

だから私はネットワークビジネスは時代遅れのビジネス・モデルと長年思っていました。

しかし、2016年8月セブンイレブン、ローソンの元役員からプライムビジネスを紹介されました。その時は、お断りしました。

しかし、同氏は、プライムビジネスはこれまでのネットワークビジネスとは全く異なり、商品購入の必要はなく、毎月4千円の投資を続けている内に、継続的権利収入に切り替わる旨説明を受け、とりあえずおつきあいで会員登録しました。

あれから7年が経ちましたが、私の生活は一変しました。

右肩上がりの継続的権利収入を得ることで、一生困らない収入を得ることで、精神的にも安定しています。

現在でもネットワークビジネスというと直ぐにマルチ商法と色眼鏡で見て、挙する人が結構います。

ネットワークビジネスも玉石混交です。
良いネットワークビジネスもあれば悪いネットワークビジネスもあります。

それを見抜く眼力が必要です。

1ついえることは、先行き不透明な時代で、団塊の世代より若い世代の年金は非常に厳しい時代となることは明かです。

ネットワークビジネス、少額で経済的豊かさを手に入れることができる数少ないビジネス・モデルであることは確かです。

色眼鏡をかけることは個人の自由です。しかし、色眼鏡をかけ続けると、その先は悲惨な未来が来ることは確かです。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

昨年4月に出版した「あなたの経営力10倍アップの極意」(セルバ出版 1650円)の著者在庫が若干あります。
私の20年以上に及ぶ経営コンサルタントの集大成の書です。

ご希望の読者には、著者サイン入り、送料込み1000円でお譲りします。


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2023年9月13日 (水)

「マーキュリー通信」no.5107【ワンポイントアップの経営術-290「経営陣のセンスが疑われる新社名」】


36年前の1987年6月23日、通信自由化元年に設立した株式会社もしもしホットラインは、親会社三井物産とKDDIが経営統合に合意し、東証一部上場廃止となりました。
そして、KDDIの子会社KDDIエボルバ社との共同経営の下、新社名アルティウスリンク株式会社として9月1日から再スタートを切りました。代表取締役網野社長は三井物産からの出向です。

新会社の社名は、ラテン語で『より高く』を意味する『アルティウス』と、つながりを意味する『リンク』の2つの願いを込めています。

しかし、『アルティウス』という言葉は初めて聞くし、何度言われても覚えられません。

社名は、従業員から親しまれ、取引先、顧客等に覚えられることが大切です。その意味で、新経営陣のセンスが疑われます。

テレマーケティングの新会社の社名を、稟議申請の段階で、私は日本テレマーケティングにしていました。
まだ誰も使っていなく、権威があり、三井物産の子会社にふさわしい覚えやすい名前だったので気に入っていました。

しかし、新社長の意向でもしもしホットラインに変更させられてしまいました。新会社に参加することが決まっていた社員も全員反対でした。しかし、新社長が強引にもしもしホットラインで押し切ってしまいました。

もしもしホットラインスタート当初、この社名を言うのが恥ずかしく、取引先の受付嬢に笑われたことが度々ありました。

ある時通販で旅行カバンを注文しました。私に届いた宛先は「むしむしホットライン 菅谷信雄様」となっており、職場のみんなと大笑いでした。その旅行カバンは、今でも思い出の品として使っています。

さて、もしもしホットラインは、前社長の時に、社員の意見も聞かずにりらいあコミュニケーションズ㈱に社名変更してしまいました。

りらいあを英語表記すると、Reliar(再び嘘をつく人)という意味で捉えられ、従業員には非常に評判の悪い社名でした。

社名変更には莫大の費用がかかり、改めて前社長のセンスが問われます。
また会社設立時に私が作成した使命感と4つの誓いも一部修正されていました。もしもしホットラインの社員に聞くと、評判が悪いようです。

私は三井物産に25年間在籍しました。その中で、もしもしホットラインは全神経を注いで会社を設立し、全力投球で黒字化した一番思い出の残る事業でした。
当時20代だったもしもしホットラインの社員も全員60代となり、定年退職しました。時の流れを感じます。

しかし、最近社名がりらいあコミュニケーションズ㈱に変更となり、他家に嫁いだ娘の名前が変わった感覚を覚えました。

そして、新社名アルティウスリンク株式会社、アカの他人になってしまった感覚です。

しかし、もしもしホットライン創業で得られた知識と経験は、私にとり数億円の貴重な知的財産となっています。

その意味で、私を育てて頂いた三井物産と上司、その仲間達には感謝申し上げます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

もしもしホットラインの初代社長は私の直属の上司星崎治男氏でした。
当初、もしもしでしたが、別の部下が、社名数理学を研究していて、もしもしの字画は8画、倒産する縁起が悪い画数と意見具申しました。
会社が発展する画数は33画とのことでした。
そこで、33画になる社名を模索し始めました。
すると私のアシスタントがもしもしホットラインを提案し、それが採用されました。
確かに、もしもしホットラインは通信自由化の波に乗り、右肩上がりに業績は伸び、あっという間に東証一部上場企業となりました。

ある時、星崎さんに、もしもし命名の由来に関し「星崎さんの名前のはるおを速く言うとハローになる。ハローならもしもしというこではないですか?」と聞いたのですが、本人は否定していました(^人 ^;)

なお、会社のロゴは、もしもしなら亀、亀のロゴを私が主張し、採用されました。そのバッヂは今でも思い出として飾ってあります。

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2023年7月18日 (火)

「マーキュリー通信」no.5045【ワンポイントアップの経営術-289「時代の先読みをしながら経営する」 】


昨日のドラッカー365の金言は、新たな革命的なサービスの出現により、これまでのサービスが淘汰されていくという話でした。
具体的には民間のFEDEXやUPSの出現により郵便サービスに大きな影響を与えました。

日本ではクロネコヤマトの宅急便が小口配達に革命を起こし,郵便事業に大きな影響を与えました。

インターネットの普及は、e-コマースという新たな業態が誕生し、インターネットを通じて商品を購入する習慣ができて、既存の有店舗販売に大きな影響を与えました。

そして、今後はAIの普及です。現在急速に普及しているチャットGPTにより秘書機能をAIが代行するようになり、事務処理、弁護士等の士業にも多大な影響を与えるようになります。
さらにはチャットGPTを活用した新たなビジネスが誕生し、そこに勝者と敗者が出てきます。

今後はますます時代を先読みしながら経営していく才覚が求められます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

昨年長年の中小・ベンチャー企業経営コンサルタントとしての集大成の書、「あなたの経営力10倍アップの極意」を出版しました。
今回地方の経営者からオンラインセミナーのご要望がありましたので、下記要領でオンラインセミナーを開きますので、皆様のご参加をお待ちしています。
参加費は無料です。

日時 7月22日(土)21~22時 「あなたの経営力10倍アップの極意」セミナー
        22~23時  アルコールを入れながらリラックスしながらの質疑応答
https://mail.ombbn.com/l/03LRPV/2lc8npg3/ ミーティングID 930 182 2900    ミーティングパスコード 3377

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