生涯現役社会が日本を救う

2019年2月11日 (月)

「マーキュリー通信」no.3649【生涯現役社会が日本を救う-79「『団塊の世代』の名付け親、 堺屋太一氏死去」】

『団塊の世代』の名付け親、堺屋太一氏が多臓器不全の為、8日死去。享年83歳でした。
堺屋太一氏が団塊の世代(昭和22年~24年の3年間に生まれた世代)と命名したのは1976年小説
「団塊の世代」でした。
当時団塊の世代は全員20代で、働き盛り。私もその一人です。団塊の世代が日本経済を背負っ
てきました。
私が三井物産に入社したのが昭和47年。同期だけで300人以上いました。
私が三井物産を辞めたのが48歳の時でしたが、この時既に管理職の方が担当者よりも多い頭で
っかちの時代となりました。
そこで三井物産では早期優遇退職制度を発表し、48歳以上の中高年の退職を促し、スリム化し
ていきました。私もその制度に乗っかり、退職しました。
企業なら人口の変化に柔軟に対応していきます。逆にそれをやらないと倒産へと向かいます。
役所の場合、倒産危機がないから、問題先送りで今日まで来てしまいました。
そして、2025年には団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となります。
65歳の前期高齢者の時は、まだ働く余力がありました。しかし、後期高齢者となるとその力が
余り残されていません。
更には、団塊の世代が20代の頃の平均寿命は70代半ばです。今は、人生100年時代に突き進んで
います。年金、医療費、介護費用が際限なく膨らんでいきます。
政治家は、「社会保障制度の充実」をアピールします。確かに耳障りが良いです。そして、高
齢者はそういう政治家に投票します。
しかし、財源がなければそのつけは若い世代へと先送りされていきます。
自分の将来に不安を持つだけでなく、最近どうしたら将来の不安をなくすことができるのか、
将来展望を見つめながら行動し始めた若い世代も増えてきているようです。
注)
役所に倒産はないと言いましたが、夕張市は事実上の倒産です。
今後、少子高齢化が進むと、財政破綻する地方自治体が急増していきます。

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2019年2月 8日 (金)

「マーキュリー通信」no.3646【生涯現役社会が日本を救う-78「年金支給開始年齢が75歳に先 送り!?」】

昨夜の日経ビジネスプラスで年金問題を採り上げていました。
年収500万円のサラリーマンの年金支給シミュレーションは下記の通りです。
65歳 23万円 70歳 33万円 75歳 42万円
生活費過不足額 65歳 -5万円 70歳 +5万円 75歳 +14万円
年金支給開始年齢を先送りすると年金支給額は増える仕組みです。
これに対し、生活費は28万円として算出しています。
その内、住宅費は2万円です。これは持ち家が前提です。
となると、マイホームがない高齢者は、75歳になって初めて1LDK~2DK程度の借家に住んで、生
活できる年金支給額となります。
シミュレーションでは、支給開始年齢75歳はあくまでも本人のオプションです。
しかし、現実には持ち家を持っていない高齢者は、75歳まで働かざるを得ないと言うことです
年齢別に見ると、65歳以上の高齢者の持ち家比率は約8割です。
これに対し、年齢が低くなるにつれ、その比率が低下していきます。
又、年々持ち家比率が低下しています。
例えば働き盛りの40代前半の持ち家比率は、1988年に56.6%だったのが、25年後の2013年には
46.1%と10%も低下しています。
終身雇用制度の崩壊、デフレ更には右肩下がりの時代において、国民は持ち家を持つことのリ
スクを考え始めているようです。
政府はそのような長期トレンドも考慮した社会保障制度を作っていく必要があると言えます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
日本の年金制度は世界最大のネズミ講と揶揄されています。インターネットを見るとそのよう
な書き込みが多数あります。
右肩上がりの高度成長時代、人口増時代の発展途上国ならこの仕組みは成り立ちます。
しかし、人口減少時代においては、破綻するのは明らかです。
年金の仕組みはまさにネズミ講で、これは刑事罰の対象です。
しかし、国が守っているので、破綻しませんが、今後若い世代になればなるほど、払った年金
より受け取る年金が少なくなる逆転の時代へと突入していきます。
国民はその事実に気付き、年金不払い者が続出しています。
政府はこういう実態も考慮すべきと考えます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2019年2月 7日 (木)

「マーキュリー通信」no.3645【生涯現役社会が日本を救う-77「既に起こった未来を認識する 」】

20世紀ナンバーワンの経営コンサルタントの神様ドラッカーが、50年前に有名な「断絶の時代
」を書きました。
その30年後、今から20年前の1999年に改訂新版を出しました。
そこには、少子高齢化社会の到来と社会保障費の急増を予測していました。
政府や官僚は当然そのことを知っていました。
しかし、政治家は目先の票にならないものには手をつけません。
官僚も縦割り組織で、今の自分たちの権力構造をどう維持するかに目が行きます。
2025年には団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者になります。
この時に、年金だけでなく医療費や介護費用が急増していきます。
政府は最近になってこの問題に取り組みましたが、今や手遅れの感じがします。
なぜなら、団塊の世代の大半は既に労働意欲を失い、どうやって老後を楽しく過ごすかに関心
が移っています。
残された手は政府が生涯現役社会を積極的に推進していくことです。その為のあらゆる施策を
打っていくことだと思います。
私もこのシリーズで必要な施策を訴えています。

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2019年2月 6日 (水)

「マーキュリー通信」no.3644【生涯現役社会が日本を救う-76「大人と子供の違い」】

子供って無邪気でいいですね。
自分中心に世界が回っています。当然、他人の事など余り考えることができません。
しかし、成長するに従いいろいろな出来事を通じ他人に対する気遣い、心の痛みを理解してい
きます。
ペットの死、祖父母の死等身近な死を通じ悲しみを覚えます。
大学を卒業し、結婚し、子供を持つようになると親の有り難みが分かってきます。
最近は非婚者も増えてきています。その場合、親の有り難みを実感しないまま年を取る人も増
えているようです。
更に、高齢者になると自分が生まれ育った日本に住むことのありがたさを感じます。これは外
国に住んだことのある人なら実感します。
インドでNGO活動をしている友人がいます。インドの貧困状態、飢えで死ぬ子ども達も多数いま
す。
そういう実態を体験すると本当に今自分が生かされていることの幸福を実感します。
その結果、自分の事だけでなく、世の中の役に立っていこうと気持ちになっていきます。
こういう高齢者で溢れている高齢者社会なら良い社会になっていくと思います。

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2019年1月20日 (日)

「マーキュリー通信」no.3625【生涯現役社会が日本を救う-75「今の65歳は、20年前の75歳。 10年若返っている!」】

読売新聞の「変わるシニア像」特集で、65歳の有名人を顔写真入りで掲載していました。
歌手研ナオコ、DeNA中畑清監督、作家阿川佐和子、女優仁科亜希子、タレントルー大柴他20年
前なら55歳、いやそれ以下の年齢に感じます。サザエさんのお父さん波平の年齢が54歳の設定
なので、そう感じます。
これは感覚的なものではなく、体力年齢も10歳若返っているそうです。
私の祖父は65歳で他界しましたが、写真はつるっぱげ、80代の感じです。
人は、自分の年齢は社会との関係で受け身的に捉えます。
最近は60歳定年、更に65歳までは嘱託で働くケースが多くなってきています。
65歳まで嘱託で働く場合、能力的には衰えていなくても、又、同じ仕事をしていても給料が大
幅ダウンのケースが多いようです。
するとそれに合わせて自分の能力も押さえ込んでいきます。
そして、65歳に定年退職する時は、自分の仕事人生は終わったと勝手に判断してしまうシニア
層も多いです。
これが大きな落とし穴です。
特に男性の場合、会社人間一筋で純粋培養されてくると、それ以外の社会との断絶が起こりま
す。
社会で受け容れてくれない自分を認識すると、毎日が日曜日のサンデー毎日となってしまいま
す。
その結果、お決まりの寝たきり痴呆老人へと進んでいきます。
現代は人生100年時代、それを乗り切るにはどうしたら良いか。できるだけ早い時期に会社以外
との接点を持つことです。遅くとも60歳の定年の時に、積極的に会社以外の世界と接点を持つ
ことです。それにはダブルワークのお奨めです。
その時、自分の考え方がいかに固まり、自分の会社以外の言動になじまないかを発見するはず
です。
それに気づき、修正をかけていくことが、人生100年時代を生きていく処方箋となります。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
昨日のメルマガで「「未知のモノ」を誤変換して、道のモノ」となっていました。読者から指
摘され気がつきました。お詫び申し上げます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2019年1月13日 (日)

「マーキュリー通信」no.3619【生涯現役社会が日本を救う-74「インフルエンザに罹り、思う こと」】

一昨日、突然9度2分の熱が出たので、近くの医院で診察してもらったところ、A型インフルエン
ザと診断されました。15日まで外出禁止令です。
昨日まで終日寝ていました。
本日は平熱に下がったので、少し仕事を始めました。
インフルエンザに罹っていつも思うことは配偶者がいることの有り難みです。
妻が親身になって栄養素の高い食事を作ってくれます。又、ショウガ蜂蜜湯で頻繁にうがいを
し、ショウガ蜂蜜湯をゴクンと飲むと喉に良いです。
妻に言わせると私は毎年のようにインフルエンザに罹っているそうですが、一人暮らし、特に
高齢者の場合、最悪孤独死に結びつく可能性が高まるのではないかと思っています。
だから高齢者の孤独死を防ぐ仕組み作り、その為の手段としてシェアハウスを作ることが重要
と思っています。これは1000万戸に近づいている空き家問題解決の手段ともなります。
妻と初めて会ったのが妻が20歳の時、最初の一言が、「年の割に、世話が焼ける人」でした。
しかし、最近は、「年相応に世話が焼ける人」となっています(^人 ^;)

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2019年1月 2日 (水)

「マーキュリー通信」no.3612【生涯現役社会が日本を救う-73「還暦のピンクレディーの熱演に感激」】

12月30日恒例の「レコード大賞」発表イベントにピンクレディーが特別出演しました。
還暦のピンクレディーが40年前の場面を再現するというので興奮しながら待っていました。
ミーとケイの二人は40年前の衣装で、「UFO」「SOS」「渚のシンドバッド」「サウスポー」の4曲を、40年前の振り付けで最後まで元気に踊り歌いました。
途中休まず衣装替えも2回ありました。その衣装替えの素早さにも驚きました。
ピンクレディーの体型は40年前と同じでしたが、顔のメイクも明らかに年齢を感じさせました。多少筋力が衰え、歌唱力も多少落ちていましたが、我々オールドファンを失望させない魅力で6分半を歌いきり、感激を頂きました。
終わってから司会からマイクを差し出されると「死ぬ気で最後までやりきろう」と決めましたとのコメント。
そのコメントに再び感激の涙が溢れてきました。
40年前と同じ体型と歌唱力を維持するには、普段の生活で並々ならぬ努力をしているはずです。
人間は必ず死にます。
ならば、今を生ききる。今を全力で生き、自分の役割を全うし、周りの人に笑顔と感動を与えることができる。
ピンクレディーの熱演熱唱からそれを学びました。

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2018年12月 2日 (日)

「マーキュリー通信」no.3591【生涯現役社会が日本を救う-72「父がまたしても反面教師」】

私の子供の頃の人生は波瀾万丈の幕開けでした。

5歳で母が病死しました。
その翌年私が小学校1年生の時に、父は妹と私の二人を残して家出をしました。

その10年後、私が高校2年の夏に家出から戻ってきました。
その時の父は肉体労働者、着の身着のままでほとんど所持金もありませんでした。
その時のみすぼらしい父を見て私は決意しました。

その決意とは「父のような人間には絶対ならない。自分は努力精進、刻苦勉励して、将来国の

役に立つような人間になりたい」でした。

父を反面教師として、父を人生訓として70年近く生きてきました。

さて、5ヶ月前に父は脳の手術で入院しました。
脳の手術は無事終わりました。
しかし、要介護度は4となり車椅子の生活となりました。認知症も進みました。

後妻の母は88歳、こちらは要介護度2、こちらも車椅子の生活です。

一番父を必要としたときにいなくなってしまった父は、よく「おまえの世話にはならない」と

言っていました。

しかし、この5ヶ月間、要介護老人の世話で、介護老人の世話の大変さを身にしみて体感しまし

た。

本メルマガシリーズ「生涯現役社会が日本を救う」は、父のような介護老人を一人でも減らそ

うと言う思いで書いています。

父は、年金、医療費、介護費用で国に三重の負担を掛け、そして身の回りの世話で家族に思い

切り世話を掛けています。

しかし、そんな父ですが、人生に「もしも」があり、父が家出をしなかったら、私はごく普通

の人生を歩んでいたかも知れません。

その意味で、現在の私があるのは父のお陰と感謝しています。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私はビートルズのジョン・レノンの大ファンですが、中でもジョンの名曲"Mother"が大好きで

す。

ジョンも、子供の頃に両親を失いました。
その悲しみ、寂しさが"Mother"の歌詞に込められています。

"Mama, don't go!,"Daddy, come home!"と何度も何度も絶叫します。

ジョンのこの悲痛な叫び声を聞くとき、私の子供の頃とダブり、毎回思わず涙が溢れてきて、

歌えなくなってしまいます。

12月8日はジョンの命日です。今年もジョンの命日を静かに偲びたいと思います。

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2018年11月30日 (金)

「マーキュリー通信」no.3590【生涯現役社会が日本を救う-71「生涯現役脳を積極的に作って いく」】

人生100年時代の闇の部分として、最後の15年間は認知症、介護老人になる確率が高いことです

。それを防ぐために生涯現役人生を生きていくことが最善の予防手段であることは何度もお伝

えしました。

一方で、普段から認知症にならない脳トレを心がけることも大切です。

例えば、消費税額の計算をしてみる。

私の場合、980円の外税なら、まず10%を掛けて98円が直ぐに出てきます。それから980円の2%

19.6円を計算し、四捨五入して20円にします。98円-20円=78円、消費税込みの金額は1058円

となります。これを頭の中で直ちに実行します。これだけでも良い脳トレとなります。

又、私は毎日TPOに応じて着るモノを変えています。これだけで何十通りもの組合せとなり、良

い脳トレです。

早起きは脳の活性化にはとても良いです。
私は毎朝6時に起床して、13階の我が家から階段を降りて、マンション内の庭を散歩します。散

歩コースも毎朝変えています。そして、18階まで上って、13階の我が家まで降りていきます。
今朝も18階からの富士山がきれいでした。これも脳トレになっています。

そして、メルマガを書くこと自体が格好の脳トレとなっています。

読者の皆さんもご自分の脳トレを探してみたらいかがですか。

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2018年11月28日 (水)

「マーキュリー通信」no.3589【生涯現役社会が日本を救う-70「『老後』という考え方を止め る」】

私は「老後」という言葉が好きではありません。
生涯現役人生を生きている私の人生には「老後」は存在しません。

人生100年時代では、社会人となってからの80年を4区分程度で考えてみたらいかがでしょう。

第1期 20代~30代 自分の適性を模索し、強化していく年代
第2期 40代~50代 自分の適性を発揮し、花開く年代。終身雇用にこだわらず、今の会社で

自分の能力が発揮できない場合は転職も視野に入れる。 キーワードは「自分らしく生きてい

る」かです。
第3期 60代~75歳 ゴールデンエイジ。自分の経験と能力、人脈を活かし、社会貢献を中心

に仕事をしていく年代
第4期 75歳~100歳 プラチナエイジ。経済的に余裕がある人は、社会貢献中心に生きていく

年代。

官僚の造語、前期高齢者、後期高齢者という言葉は冷たく感じます。

現実には、75歳以上の後期高齢者になると認知症、介護老人が圧倒的に増えていきます。

しかし、もっとプラス思考で考えたらいかがですか。

ゴールデンエイジ、プラチナエイジの年代では、社会との接点を持ち、自分の経験を活かして

、社会との接点を持ち、若者から歓迎される高齢者をイメージして生きていく方がずっと楽し

くありませんか。

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