猛禽類の王者鷹は、40歳の頃になると、武器であったクチバシや爪が衰えてきます。
そのまま老いぼれて、他の猛禽類の餌食になることになります。
しかし、鷹にはもう1つの選択があります。
まずは老いたクチバシを岩にぶつけて壊します。
すると新しいクチバシが生えてきます。
新しいクチバシで老いた爪を食いちぎります。ものすごい痛みが走ります。
そして新しい爪が生えてくると、今度は羽を一本ずつ抜きます。
こうして半年が過ぎ、新しい羽が生えてきた鷹は、新しい姿に変わります。
その間、他の猛禽類に襲われないよう飢えと闘いながらじっと堪え忍びます
。
半年間、堪え忍んだ後、鷹は再び猛禽類の王者として君臨します。
そして、後30年生きることができるようになります。
鷹の一生は人生にも当てはまりますね。
私の20代の頃、人生75年時代でした。
ところが、今や人生100年時代に向かって、寿命が伸びています。
しかし、今後人口減社会、少子高齢者社会が加速化していきます。
金融庁が4年前に人生100年時代、年金2000万円の不足を公表しました。
ただし、持ち家を持っている前提です。
借家の場合、1億円以上の金融資産が必要です。
その準備をしている人はどのくらいいるのでしょうか?
既に日本の貧困化は進んでいます。
生活保護世帯も年々増えており、役所の基準に満たないためにホームレスを強いられている人も年々増加しています。経済苦で自殺している人が年々増加しています。
さらには、75歳以上になると寝たきり痴呆老人が年々増加しています。
さて、鷹の一生にもどってみましょう。
野生の鷹と違って、我々日本人にはセーフティーネットがあります。
しかし、それを当てにしていると悲惨な人生が待っています。
人生100年時代を、若い頃から意識した人生を送れば、それなりの楽しい豊かな人生となります。
しかし、何も考えずに老後を迎えた場合、鷹のようにものすごい痛みを襲うことになるかも知れません。それは経済的な問題と精神的な問題の2つになります。
鷹と同じような老いて野垂れ死にの人生を迎えるリスクはますます高まってきています。
そうならないためにも、今からしっかりと人生設計をしておく必要があると思います。
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