ワンポイントアップのコミュニケーション力

2023年8月24日 (木)

「マーキュリー通信」no.5084【ワンポイントアップのコミュニケーション力-233「夫婦のコミュニケーションにも時にはマナーが必要」】


長年夫婦をやっていると「メシ、フロ、寝る」等の味気ない会話になる夫婦も多いと聞いています。

しかし、夫婦の会話も相手に対するそれなりの気遣いで良いコミュニケーションに繋がり、夫婦円満な生活ができるのではないかと思っています。

先日、リビングに飾ってある額縁の絵を交換するとき、過ってガラスが割れてしまいました。

そこで本日交換することにしていました。

朝、起きてお互いに気持ちがリフレッシュしてから妻に、
「今日、絵の手伝いしてもらえるかなあ」とお願い調のトークで語りかけました。
妻「そういうときになると、こびへつらいの口調になるのだから」
私「きらい?」
妻「好き!」

これでお互いのコミュニケーションがしっかりと噛み合った瞬間でした。

妻だからやってもらって当然と思うより、お願いするときはマナーを意識しながら会話をすると、夫婦間のコミュニケーションはスムーズに行くようです。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」(玄文社 1540円)の著者在庫がなくなったので追加を頼みました。

ご希望の読者は、著者サイン入り送料込み1000円でお譲りしますので、千円札を下記住所に送っていただけますか。

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2023年7月24日 (月)

「マーキュリー通信」no.5051【ワンポイントアップのコミュニケーション力-232「ジョークが家庭内を明るくする」】


我が家では夫婦間でジョークを言い合うことで家庭内の空気を明るくしています。

今年、寝室を北側から南に移動しました。
18畳のLDを移動ドアで6畳の寝室を作りました。
その時、エアコンを効果的にする為に、妻が北側の部屋からのれんを移動してきました。

私:「これぞのれん分けだね」
妻:「これはプロ並みのジョークだね」

それから今朝は紙を分別して出す日です。
妻:「これから紙を出さないと」
私:「これぞ紙ングアウトだね」
妻:「予め想定したジョークは受けないね」

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

以前、セミナー会場で一言スピーチを求められました。
会場に年配の女性が多数いたので、
「本日は老婆の休日ですね」と言ったら、会場は大爆笑でした。
するとすかさず「老婆は一日してならず」と会場から別のジョークが飛んできて、さらに会場は爆笑の渦に巻き込まれました ( ^)o(^ )

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2023年6月18日 (日)

「マーキュリー通信」no.5014【ワンポイントアップのコミュニケーション力-231「交流分析を実践すると人間関係が良くなる」】


昨日の朝6読書会は交流分析の話でした。
交流分析(Transaction Analysis)は、35年ほど前に稲垣行一郎先生が「マネジメントの心理学」を基にセミナーを受講しました。

交流分析を意識しながらコミュニケーションをとると人間関係がうまくいきます。そこで、今回再度学び直しました。

交流分析では、P(Parent),A(Adult),C(Child)の3つの自我状態を定義します。

次に、Pを効果的でないCP(Critical Parent)と効果的なNP(Nurturing Parent)の2つに分類します。

また、Cも効果的なC(Child)をNC(Natural Child)と効果的でないAC(Adapted Child)の2つに分類されます。

AC(Adapted Child)は、CC(Compliant Child)とRC(Rebelious Child)の組合せです。
Compliant Childは従順なチャイルドの略であり、Rebelious Childは反抗的なチャイルドの略です。

人はおぎゃあと産まれたときには皆NC(Natural Child)、すなわち自然なチャイルドとして産まれます。自我のおもむくまま両親に対し、おっぱいを飲みたい、お漏らしをしたので泣きます。つまり自己中心的な生き方をしています。

しかし、成長に伴い他人の気持ちを理解するようになります。これがNP(Nurturing Parent)、すなわち養育的なペアレントです。

さらに物事を考え論理思考が身についてきます。これがA(Adult)です。

NP(Nurturing Parent)とNC(Natural Child)とA(Adult)がうまく噛み合うと他人とのコミュニケーションがうまくいきます。
ただし、NC(Natural Child)とA(Adult)、自然なチャイルドは、自我のまま感情をストレートに出します。よって、NPで感情をストレートに出すと他人と衝突することになります。さらにAの論理思考でこの場は抑えておいた方が良いと判断します

一方、他人とのコミュニケーションにおいてAC(Adapted Child)、すなわち適応したチャイルドは、CC(Compliant Child)は一見従順そうに見えます。しかし、心の底でRC(Rebelious Child)、すなわち反抗的なチャイルドが出ていると、それが相手に伝わります。
これに効果的でないCP(Critical Parent)は批判的なペアレントにより、他人の言うことに批判的で同調しません。時にはあからさまに嫌な態度を示します。

私自身他人とのコミュニケーションがうまくいくときは、NP(Nurturing Parent)をコミュニケーションの中心にすえ、人の話を良く聴くようにします。

次に相手の話をA(Adult)、論理思考を働かせながら冷静に対応していきます。

そして、NC(Natural Child)で、相手の気持ちに同調しながら感情表現を出していきます。

一方、うまくいかない場合は、CP(Critical Parent)が前面に出てきてしまいます。相手の意見に批判的となり、受け入れられない気持ちなってきます。
A(Adult)、論理思考では、相手の考え方の間違いを論理的に裏付ける作業を頭の中でしています。

そして、RC(Rebelious Child)、すなわち反抗的なチャイルドが頭をもたげてきます。そして、NC(Natural Child)の否定的な感情が顔に表れてきます。その感情が相手に伝わり、結果的にコミュニケーションがうまくいかなくなります。

一昨年「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」(玄文社 1540円)を出版しました。
同書には、交流分析を基にしたコミュニケーションの極意が記載されています。

著者の手元在庫はなくなりましたが、アマゾンで購入することができます。
是非覗いてみてください。

同書は、エーブ・ワグナー氏を稲垣先生が和訳した書籍ですが、残念ながら絶版になったようです。
代わりに、「よりよい人間関係とコミュニケーションスキル-TA+NLP
エーブ・ワグナー、 デービッド・ワグナー | 2000/5/1」を見つけたので、そちらを注文して、新たな学びを得たいと思います。

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2023年6月17日 (土)

「マーキュリー通信」no.5013【ワンポイントアップのコミュニケーション力-230「夫婦のコミュニケーションを良くするキーワード「ハヒフヘホ」」】

 

長年夫婦関係をしているとどうしてもマンネリ化してきます。
我々の年代になると、「めし、ふろ、ねる」等のワンワードで済ませ、後はほとんどコミュニケーションがない熟年世代も多いと思います。

しかし、ちょっとした気遣いで夫婦関係は円満となり、家庭内の空気も明るくなってきます。

私が心がけているキーワードとして「ハヒフヘホ」」があります。

普段私は仕事部屋にいることが多く、妻はLDKにいることが多いです。
私が、LDKに移動して妻を見かけると、元気よく「はーい」と声をかけます。これで室内の空気が一気に明るくなります。

次の、「ひ」は、妻が私に新しい洋服を着て、私に見せたりしたり、小物を出したりする時に、私は、「ひえー、すごい!とても似合っているよ!」褒めます。これで妻の機嫌は一気に良くなります。

「フ」「ヘ」は、妻が何か新しい提案をしたときに、「ふーん」とか「へえー」と頷きます。

最後の「ホ」は褒めるです。ほめ方もTPOに合わせて、いろいろとほめ方を変えます。一番褒めるのが食事です。私の為に朝から時間をかけて精魂込めてつくってくれるわけですから、必ず美味しいを連発します。
最大の褒め言葉は、This is the best xx I've ever had in my life!と言って、跳び上がって喜びます。当然、妻はさらに美味しい料理を作ろうと頑張ります。

なお、結婚して以来一度もまずいと言ったことはありません。しかし、妻は私の反応を見て、これは余り気に入らないと感じて、次からは2度と出てこなくなります。

この「ハヒフヘホ」を1日数10回言うことで、夫婦関係は円満となります ( ^)o(^ )

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

一昨年「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」(玄文社 1540円)を出版しました。
著者の手元在庫はなくなりましたが、アマゾンで購入することができます。
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2023年6月14日 (水)

「マーキュリー通信」no.5009【ワンポイントアップのコミュニケーション力-229「無視する」】


私の現在のコミュニケーション手段はLINEです。
メッセージが届いたら、必ず返信しています。
返信しないと既読スルーの場合もあるからです。
これをしっかりとやらないと後々トラブルの素となるからです。
ところがこれをきちんとやらない人が意外と多いのです。

さて、私自身届いたLINEメッセージに対し、返信しない場合もあります。

先日、60代後半の女性から新しい仕事のお誘いがありました。

60代で新しい事にチャレンジすることは素晴らしいことです。
これまでも前世療法、サプリメントのネットワークビジネス、器具を使ったホメオスタシス機能回復、スペイン語等全て表面的な理解に止まっています。
その度毎にきちんと彼女の話にしっかりと耳を傾けてきました。
しかし、どれも中途半端に終わり、皆中途半端に終わっています。
特に前世療法はおつきあいで試してみました。受講料3万円でしたが、あの内容でよく恥ずかしくないのかと思いました。
その結果、私に対する信用を失ったことに気づいていません。

今回も具体的な社名、ビジネス名も出さずに下記メッセージが届きました。
少なくともビジネス名を出すならググって調べます。
私の基本的な考え方は、人から何かビジネス等のお誘いがあったら、まずは受け止めます。世の中、どこに宝の山が埋もれているか分からないからです。そうやって、人との縁を大切にし、様々なことにチャレンジし、現在の自分があります。

しかし、これまでの負の実績があるので、私は彼女からのメッセージに対し、何も返事をしませんでした。
無視することが、私の回答だからです。
彼女からのメッセージは、下記内容ですが、いつもと同じパターンでした。毎回理想のビジネスに出逢ったという切り口上です。今回も同様でした。


『菅谷さん。ご無沙汰しております。

私はやっと私の理想のビジネスに出会い真剣に取り組んでおります。

逆に菅谷さんにお伝えしようと思っておりました。

たまには最先端のビジネスをのぞいてみていただけませんか?

日本を変えたい。

本当の意味の社会貢献事業。

普段
私達が関われない実業家達(本当に波動の高い方達)が作ったビジネスです。

複業として捉えていただければ嬉しいです。

人数の力があれば今の日本の政治も変える事ができる!

政治家が欲しいと副社長が話されていたので、OさんやAさんをご紹介したいです。
勿論、菅谷さんも!』


◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

一昨年「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」(玄文社 1540円)を出版しました。
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2023年6月11日 (日)

「マーキュリー通信」no.5005【ワンポイントアップのコミュニケーション力-228「頭の中で整理してから話す」】

頭の中で話の内容を整理せずに、言いたいことを速射砲のごとく打ちまくる人が時々います。

これでは言いたい内容が相手にほとんど伝わりません。

毎週日曜日7時15分から1時間「ゼロ秒思考の会」というオンライン交流会にに参加しています。

「ゼロ秒思考の会」では、1つのテーマが主催者渡邊小百合さんから与えられます。
そのテーマに従い、1分間考えます。
そして、参加者がそのテーマに即して簡潔に語ります。

今日のテーマは、「どんなことを他の人に頼りたいか」でした。

参加者がこのテーマについて1分考えます。そして、各自簡潔に語ります。
因みに私の場合、「オールラウンドプレーヤーとして一応何でも知っている。しかし、その専門分野のことは深く知らない。例えばIT分野だったらその筋の専門家に任せる。ただし、ど素人では、依頼事項もピンポイントで絞り込めていないし、相手とのコミュニケーションも良くとれない。仕事を通じて、その分野の理解を深めていく」と応えました。

「ゼロ秒思考の会」には2年ほど毎週日曜日常連参加しています。
「ゼロ秒思考の会」を通じ、自分の言いたいことを短時間でまとめ、アウトプットするトレーニングを積むことができます。

長続きの秘訣は、老若男女が参加しているので、様々な考え方、価値観と接することができることです。そこから学びがあります。そして、お互いの価値観を尊重しているところにあります。

今朝も若手参加者から、動画編集ソフトVrew(ブリュー)の紹介がありました。
皆初耳でしたが、今度彼を中心とした講習会でもやろうかという話になりました。

これも「ゼロ秒思考の会」の楽しいところです。

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2023年6月10日 (土)

「マーキュリー通信」no.5004【ワンポイントアップのコミュニケーション力-227「最重要視点を拒否するリスク・マネジメントの専門家」】


今朝の朝6読書会はリスク・マネジメントの専門家の著書「なぜあなたはいつもトラブル処理に追われるのか」の著者インタビューでした。

著者は、日産自動車、千代田化工、三菱重工子会社等外資系も含め10社以上、海外経験35カ国と申し分ない経歴です。
理論的にも、世界中で1000万部売れたベストセラー書「アドラーの心理学、嫌われる勇気」や、心理学:NLPも採り入れています。

著者から伝わってきたキーワードとして、「人間の心がゆがんでミスをする」でした。
そこで私は、リスク・マネジメントの際の最重要点の1つとして、企業の利益やコスパ重視の姿勢に関して質問しました。
 例として、東日本大震災の原発事故、東電が津波の来ない高台に原発を建設していれば起こらなかった事例を説明。まさに人間の心がゆがんでいなければ、かかる大事故は発生しないといえます。

2点目:利権構造の下では、リスクは置き去りにされてしまう。
厚労省の行政として、薬害エイズ事件も後になってから、大問題となった。
同様にコロナワクチンで現在数十万人の死亡者が出ても、厚労省は因果関係が認められていないといって放置している。私はその事実を知っていたので、コロナワクチンは接種せずに、自分としては被害を未然に防いだ。
これも人間の心のゆがみが大事故を起こしてきました。これに対し、著者の意見を聴きました。

すると著者からは、私の個人的見解であると全面否定されました。
これは私の個人的見解ではなく、利権構造に属さない多方面の専門家の意見なのですが、一蹴されてしまいました。
著者は、コロナワクチンを礼賛し、6回も接種したと自信を持って応えました。

リスク・マネジメントの専門家は、知らないことを徹底的に勉強し、問題点を把握しておくことは当然のことです。
しかし、同著者はリスク・マネジメントの専門家は、それらの重要問題にはふたをして、聴く姿勢を持ちません。
これではリスク・マネジメントの専門の資質として、決定的な問題があると思い、議論を避け、これ以上の質問はしませんでした。

本当は、国防危機に関しても、リスクが目前に迫っているのに、政府も国民も能天気を装っています。

国防リスクを利権構造のとらわれず真摯に訴える専門家にもっともっと出て欲しいと思っています。

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「マーキュリー通信」no.5003【ワンポイントアップのコミュニケーション力-226「相手のニーズに誠実に応える」】


最近人間関係が悪化していたA氏からのリクエストに誠実に応えました。

するとA氏の私に対する態度ががらっと変わってきました。

A氏からは結構ひどいことをされていたのですが、それをいつまでも根に持っていてはA氏との人間関係は修復しないと思い、A氏の良いところを見つめながら関係修復していこうと決めました。

やはり人間関係は、こちらの想い、気持ちが反映されていくことを実感しました。

一方、相手の気持ちを無視した態度は人間関係を悪化させます。
そのような場合、相手の非を責めるのではなく、縁がなかったモノと思えば気持ちが楽になります。


◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

昨日は、リアルの「ビジネス情報交換会」を3年ぶりに再開しました。
その第1回目として、先月末2冊同時に電子出版した2冊目の「健幸力10倍アップの極意」(その2 50歳を過ぎても健康を維持する秘訣)の出版記念講演会を実施しました。多数の方が、出版記念講演会にご参加頂き感謝申し上げます。

次回の「ビジネス情報交換会」は、7月28日(金)18~20時です。
交流会会場は、私が住むマンションザ・ガーデンズ東京王子の1階パーティラウンジです。交流会終了後は、近くの中華料理店興隆で懇親会です。参加費4千円、定員18名、皆様のご参加をお待ちしています。

1人目 ファミリーコンステレーション ファシリテーター 江村珠美様
テーマ「人も組織も生命を躍動させるコンステレーション・ワークを提供します」
2人目 ひきこもり大学副学長 ライフ・スタイリスト河面乃浬子様 
テーマ「あなたの未来を可視化するワークショップ?」

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2023年5月10日 (水)

「マーキュリー通信」no.4975【ワンポイントアップのコミュニケーション力-225「初めて訪ねる場所へのアプローチの仕方によりその人の価値観が分かる」】


肉のハナマサ時代に小野社長の経営参謀役として1年半仕えていた頃、親しかった
I氏と15年ぶりに再会しました。

ハナマサは、経営破綻となりM&Aで吸収されました。
I氏はその後起業し、日本そば店を中国(成都)で修行した後、台湾で3箇所日本そば店を開店し、それなりに成功を収め、4年ほど前に帰国したそうです。

海外では日本そばは流行らないと周りの人は異口同音にアドバイスしたのですが、彼は絶対流行らせるとの信念を貫き通し、成功させたそうです。
帰国後の現在は通販で日本そばを販売しているそうです。

彼は、日水に10年間勤務していましたが、加工食品は食品添加物のオンパレードで、健康に良くないことを熟知していました。だからコンビニ弁当は絶対に食べないそうです。
よって、彼が提供する日本そばは健康で安心して食べることができる10割そばを提供していたそうです。

I氏は、現在の日本の政治経済体制は利権構造の下、儲け優先で腐りきっていると憤慨していました。もちろん私も同意しました。

私は、私の夢である日本初シニアとシングルマザー、シングルファ-ザー用シェアハウス ユートピア館事業1万棟構想を語りました。

すると彼は「なんで、皆市場性、収益性とかから入るのだろう」と疑問を投げかけてきました。
私:「1万棟になるとスケールメリットが発揮され15万人の居住者に対し、安心して提供できる野菜や米を供給できるようになる。そして、ユートピア館事業は私の社会貢献事業であり、役員報酬は頂かない」と熱く語りました。

しかし、彼は「そんなきれい事に関心を持つ人はあまりいない」と話がだんだん噛み合ってきませんでした。

そして、現在私が全力投球で進めている個人向け福利厚生サービスの全国構築事業の話もしました。そこから経済基盤を確保し、ユートピア館事業の原資にする一方、人との出会いがあり、ユートピア館事業の後継者探しも考えている旨説明したのですが、全く聴く耳を持ちません。

この場は、二人の価値観をぶつける場ではなく、お互いの考えを尊重し、何かコラボレーションできないかを模索する場と思っていました。

二人とも現在の日本の政治経済体制はひどいという点では一致していました。
それに対し私は生涯現役社会の仕組みを構築して解決していくことが私のミッションと念っています。
これに対し、彼はそんなことできっこない、自分が見つけた道をゴーイングマイウェイで行くんだという強い想いでした。

その場は、お互いの価値観をぶつける場ではないので、それ以上の会話は止めました。


私の住むマンションザ・ガーデンズ東京王子には多数の人が訪れます。最寄り駅は東十条駅南口5分ですが、間違えて北口から下車すると迷子になると彼にも電話でもメールでも伝えました。
しかし、彼は人の話を聞かなったのでしょう。北口から降りて、迷い、ザ・ガーデンズ東京王子にたどり着くまでに何度もやりとりしました。
彼と会ったときに、開口一番、「私にとってはグーグルマップが全てです。それ以外の詳しい情報は不要」と応えました。

昨日、彼と2時間会話していて、この一言が彼の人生観、価値観そのものと理解しました。
つまり、1つの道標(みちしるべ)に従い、それ以外のことには一切耳を貸さず、己の信ずる道を脇目を振らずに猪突猛進で突き進むタイプのようです。

今年55歳になるそうですが、1つの道標だけに頼っていると、昨日道に迷ったように、いつか人生の岐路に立たされ、まさかの時がやってくるかもしれない。
それは、その時彼が大変な思いをするだけです。
しかし、昨日の彼にそれを伝えても、聴く耳を持たないので、人生の先輩としてそれ以上触れるのは止めました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

2年前に「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」を出版しました。私のコミュニケーションの集大成の書で、読者の評価も高い書籍です。
著者在庫がなくなってしましました。関心のある読者は、アマゾンからアクセスしていただけますか。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2023年5月 4日 (木)

「マーキュリー通信」no.4970【ワンポイントアップのコミュニケーション力-224「いつも正しいと思っている」】


時々、「菅谷さんは、いつも自分の考え方を正しいと思っている」と言われることがあります。

もちろん完璧な人間などいるわけがなく、もし、自分の言動に間違ったことがあり、それに気づき、直ぐに修正するよう心がけています。
そして、自分の言動により相手に傷つけたことに気づけば、心の中で謝ります。場合によっては、相手に直接謝ります。

また、自分の事をそのように指摘してくれた人に対しては、逆に感謝します。他人は、他人が発した言動に不快感を覚えたとき、それを直接相手に伝えることはあまりないからです。
たいていの場合、陰で悪口を言うことになります。

一方、世界的大ベストセラー書スティーヴン・コヴィー著「7つの習慣」の5番目の習慣として、「理解してから理解される」があります。

この原理を忘れたことに気づかされました。
今後は、相手の言動をまず理解し、耳を傾け、その上で自分の言うように注意していきたいと思います。

一昨年「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」(玄文社)を出版しました。
本書は私のコミュニケーション力の集大成の書ですが、もちろんパーフェクトということはなく、出版以降もコミュニケーションでも日々学びがあります。
読者の評価が高い本で、著者の手元在庫はなくなりましたので、関心ある読者はアマゾンを覗いてみてください。

また、いずれ「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」その2 人生編として出版したいと思います。

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