「マーキュリー通信」no.4170【ワンポイントアップのコミュニケーション力-199「相手の過度の要求に対しては、こちらの事情もしっかりと伝える」】
10倍アップの極意シリーズ第3弾「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」を10月に出版しました。
私の経験を基に書いた本ですが、コミュニケーションに関しては完璧ということはなく日々学びです。そして、私自身も同書を参考にしながらコミュニケーション力アップに役立てています。
隣家のご夫婦が菓子折をもって我が家を訪ねてきました。
用件は我が家の騒音の件でした。
こちらが相手に迷惑をかけているなら、菓子折をもって我が家に来るのも不自然でした。
その後、同家に招かれて我が家の騒音状態を確認しに行きました。
テレビの音声を普段聞いている最大のボリューム41で聴いてみました。偶々隣家もパナソニックのテレビを使っているので、数字41でお互いに理解できます。
私は隣家との境界の壁に耳を当てて我が家の騒音を聴き取ろうとしたのですが、全く聞こえません。
暫くしてから隣家の奥さんが、「この音です」と私に再度聴くように促します。
私は再度耳を凝らして聴いたところ、かすかですが何とか音の存在を認識できました。
隣家の奥さんの話では、この音で今年生まれた男の子が目を覚まして泣いてしまうとのことです。
そこで私は「事情を理解できたので協力します」と応えました。帰宅後、菓子折の意味ができました。
その後、隣の奥さんから「我が家のテレビ音で子供が目を覚まし、困っている。もっと小さくして欲しい」旨のショートメールが届きました。
私は少しむっとして、「それなら我が家との境界の壁から遠ざけて、赤ちゃんを寝かせたらいかが?」と反論しようとしました。
しかし、それでは隣家との人間関係を壊してしまうことになり、下記のようなショートメールを複数に分けて送りました。
「以前、貴家で我が家のTV音量41をチェックしたとき、私自身ほとんど認識できませんでした。しかし、貴家の事情を理解したので、それ以来TV音量は30前後まで落としています。」
「それでは時々聞こえないことがあり、我が家のストレスになっています。また、以前は入浴中に録画した歌番組をTV音量45以上にして楽しんでいましたが、今はかすかに聞こえる程度です。」
「本件は毎日夫婦でかなり気を遣いながら、対処しています。今後も音量に関しては配慮しますが、こちらの状況もご理解頂けたら幸いです。菅谷信雄」
すると隣家の奥さんから、
「ご協力ありがとうございます。これからもご相談させて頂ければ大変助かります。引き続きよろしくお願い致します。」
との返信が来ました。
この種のやりとりは電話でやるより、メールでやりとりする方がベターと思いましたが、その通りでした。
電話の場合、お互いに感情的になる可能性があるので、正解でした。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
次作「あなたの営業力、伝える力10倍アップの極意」がアマゾンで10日に発売することになりました。現在予約受付中です。読者の皆様のご協力を頂けたら幸いです。
また、12月22日(火)18時半~19時45分出版記念講演会をzoomで実施します。
参加費は無料です。ご参加をお待ちしています ( ^)o(^ )
ミーティングID 930 182 2900
ミーティングパスコード DEC3377
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