「マーキュリー通信」no.5672【ワンポイントアップの仕事術-188「私の税務署対策」】
本日から、個人、法人向け確定申告の受付です。
私自身個人の確定申告は40年間、法人はマーキュリー物産として23年間やってきたので慣れてはいますが、それでも煩わしさがあります。
特に、昨年からインボイス制度が導入され、事務処理が煩瑣です。
基本方針として、完璧を記さないことにしています。
間違ったら税務署から指摘があります。
ただし、過払いの還付金に対しては、こちらから問い合わせない限り連絡が来ません。
昨年は3ヶ月経っても、還付金が振り込まれなかったので、税務署に問い合わせたところ、訂正箇所があったので保留となっていました。
これに対し、こちらが追加税金の支払いの場合には先方から通知の訂正書が届きます。
昨年、過払い消費税の還付が数十万円あると思っていたら、インボイス制度導入により、逆に10万円ほど追徴税を課され、差引40~50万円の損害となりました。
今年も、税金の還付金として申請したので、多分昨年同様今年も追徴税の通知が届くと思っています。
今年の特徴は、国税庁がマイナカードと関連づけたe-Taxの普及に全力投球中の姿勢が読み取れます。
私はマイナカードは絶対反対の立場ですが、e-Taxだけはやってみようとマーキュリー物産の法人登録をしました。
しかし、その後のセキュリティチェックがかなり煩瑣でギブアップしました。
今年は、これまで全て手書きだった法人事業概況説明書他付表が全て国税庁のホームページからダウンロードして申請することになりました。しかし、全てPDFなので、法人事業概況説明書と別表1(法人税申告署)だけ印刷した書式に手書きで作成しました。
その他の別表は同じフォームをExcelで作成して、提出しました。これでだいぶ省力化となりました。
法人事業概況説明書と別表の数字は全てリンクしているので、手書きではその分事務負担が膨大となります。
最後に提出書類の受領印は今年から省力化のため、省略することになりました。
昨年までは、その受領印を見せて、都税事務所で事業税7万円を支払っていました。
しかし、今年からそれをいちいち見せなくてすむこととなり、その分手間が省けました。
なお、こちらにはその場で現金7万円を支払うので、お客様扱いです。
館内は閑散としていました。
私「事業税の支払窓口はどちらですか」
職員「ご納税はこちらでございます」
書類手続きを済ませ、7万円を支払いました。
席で座って待っていたら、職員が領収書を持って、私のところにやってきました。
役人の意識も少しは変わったのですね。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
弊著「あなたの仕事力・生産性10倍アップの極意」(玄文社1540円)の著者在庫が若干あります。ご希望の読者には、著者サイン入り送料込み1000円でお譲りできます。
ご希望の方はご連絡いただけますか。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
最近のコメント